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■Moonchrome Syndrome
 オレの腕は、君が一番知ってるでしょ?
 ……大丈夫。無理はしない“つもり”だからさ


名前 ノア・ローレンス
年齢 20歳(物語開始時)
身長 182cm

基本データ
ビストロ《モンマルト》で働く青年。解決事務所に居候として身を寄せており、料理人らしからぬ戦闘技術を活かして裏解決屋の助っ人も兼務する。

外見
 柔らかい質のモスグレイ()の髪を、襟足を肩甲骨のあたりまで伸ばしている。ビストロでの仕事の際には項で一つ括りにしているが、それ以外では下ろしていることが多い。前髪は頬まで長さがあり、右の目と頬をそれですっかり覆い隠している。
 瞳はリーフグリーン()で、柔和な印象の垂れ目。隠している右目も、特に潰れているというわけではない。
 長身だが骨格が華奢であり、全体的に薄っぺらい印象がある。全身の至る所に火傷の痕があり、中でも特に酷いのが右目の周りと背中。火傷の痕さえなければ、顔立ち自体は整っている。

性格
 真面目で礼儀正しい好青年。物腰柔らかで人当たりも良いため、どんな相手とも上手くやっていける世渡り上手でもある。
 歳下に対する面倒見が非常に良い。お兄さん気質というよりは優しく成長を見守り、困った時には寄り添う包容力を持つことから、事務所内ではノリで「お母さん」扱いをされている。
 だらしのない同年代や歳上については、呆れたような言葉と溜息を吐きながら甲斐甲斐しく世話を焼いており、悪ノリする周囲(主にアーロン)のストッパー役を担うことも多い。

戦闘スタイル
 使用武器は木太刀。導力面での細工は施していないが、激しい戦闘も耐えられるように表面を七耀石でコーティングし、強度を増してある。
 どの流派にも属さない我流の戦闘術を用いるが、身のこなしや技の冴えはその道の達人にも劣らない。特に、相手の生死を問わない戦いにおける強さは《剣聖》すらも圧倒するほど。逆を返せば、敵を制圧するための対人戦は苦手分野とも言える。
 腰には木太刀の他に、太刀を一本佩いているものの、「護身用」であるとして滅多に抜こうとはしない。
 ステータスや武器性能を総合して、STR、SPDと必殺率が上がりやすい。その代わりにDEFとADFが極端に低いという、防御をかなぐり捨てた攻撃特化の性能。
 オーブメントの縛りは火時時、初期装備のホロウコアはカラビア。


備考
・ヴァンとは約4年前に知り合って以来、行動を共にしている。“とある事情”から自室は借りずに事務所に居候しており、家事の全般を請け負う。
 出会ったばかりは「荒れていた」らしく、その時期からヴァンと肉体関係を持ち、今もなおズルズルと関係を続けている。

・出身地や経歴のほとんどが謎に包まれており、過去のことを話したがらない。
 また《黒月》や《身喰らう蛇》などの裏社会の人間に目を付けられている節があり、その存在の不審さを助長している。

・誕生日は6月3日のザ・新成人。アーロンとは同い年にあたる。

・料理は仕事でもあり趣味でもあるため、休みの日もレシピ開発に勤しんでいる。特にスープにはこだわりがあり、ビクトルの舌を唸らせてなお、改良を続けている。

・普段は《モンマルト》の料理人として勤務しているが、危険な戦闘が見込まれる依頼の際には、助っ人として解決業務に参加する。が、ヴァンはそのことを「無理は好ましくない」と、あまりいい顔をしていない。

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