嫉心ソース
自分とは違う誰かが
楽しそうにしてるのを見て
羨むことがおかしいのか
僕は僕であって
その僕の悲しみは
誰にもあげられない
だから仕方なく
飲み込んでるけど
不味いなあ おいしくないなあ
おいしそうなものを
貪ってる人を
ただ見てることしか出来ない
いいなあって
思っても いいでしょ
それくらい いいでしょ
唇からだらしなく
ソースが零れていくのを見て
僕の唇からは
無味な涎だけが垂れていく
いいなあって
思っても いいでしょ
それくらい いいでしょ
楽しくなりたいんだもん
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