孤独



友達が周りに居なくなってから

半年くらい経とうとしてる




居なくても困らんだろうさ

そんな心にも無い言葉を

何度も何度も

自分自身に言い聞かせてきたけど




必ずどこかでダメになる自分を

始まりの時点で想像出来ていた




なのになんで

僕はそう望んだの




君の友達

君と出会わなければ

僕の友達にはならなかったはずの人たち

だから君から離れて以来

彼らとも連絡を取っていない

君からはもうこれ以上

何も奪うまいと思ったから




楽しいの?

嬉しいの?

みんなと変わらず

仲良くやってるの?




答えなど返ってくるはずもない

僕の問いかけは宙に浮き

渇いた空気の中で消えていった




寂しいよ なんて

言っていいわけがない

何でもないように

こんなところで

息をしている自分が憎い

殺したいとも思う




君と居たかったよ

みんなと居たかったよ




そう思ってしまう自分の

腕を殴り 髪を掴む

惨めな自傷行為が増えて

消えればいいのにと泣きじゃくる




僕なんて居なくても

君は笑えているんだと

想像する度に

胸が引き裂かれるようで

苦しくて苦しくて




生きているのが嫌になるよ




僕はどうしたらいい?

全部君に決めて欲しかった

そうすれば僕は多分




楽になれたはずなんだ










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