僕と僕とで決めたこと



僕は 君にとって

ただ煩わしいだけなんだって

そう思ったから




僕は離れることを選んだ




なんてのは嘘だよ?




君に嫌われるくらいなら

自分の方から嫌いになってしまえば

そうすればいいだろって

僕の中の僕は言ったんだ




こいつは嘘じゃない

そんなことも言っていた




僕は僕に逆らえなかったよ

君を嫌いになるしかなかった




一言でも

君が僕のことを好きだよって

言ってくれたらこんな風にはならなかっただろう




単なる想像でしかないけど

僕にはもう

この脳内(せかい)でしか君に会えないから




それでも

いいんだって

僕と僕とで決めたことだから








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