結末



ああ、きっと。

君ともお別れの日が来てしまうんだろう。



そんなことを考えながら、恋焦がれていく。

身体の内側にある見えない塊がゆらゆらと揺れる。



結末が分かっている。

でも、どうしてだろう。



君にその結末を変えて欲しいなんて。



願っている自分がいるんだよ。









- ナノ -