孤独
どうしても。
どうしてもダメになった。
僕の脳と心は悲鳴を上げている。
もっと。
もっとか。
次から次へと喉を通って
口から吐き出されていく。
僕は途切れることの無いその液体と
目から零れ落ちていく涙に
苦しみ続けていた。
口の中に残った、気持ちの悪い酸味。
腫れ上がったような目を閉じてただ蹲った。
こんなときにどうして
僕は独りきりなんだろう。
誰もいない。
誰も。
優しい言葉も
救いの手も無い。
僕は独りで
一生独りきりで
この苦しみの中、生きなければならないの?
こんな僕のことを知らないで
君は少しでも
幸せでいるのかと思うと
僕は
僕は
ボクハ…
…ボクハ ――――。
140602