※本作品は、タツジノ前提の甘くない夢です。名前変換は無し。夢嫌いな方はバックで。
「うち、タッツミーになりたいな」
後藤さんのポケットマネーから強制的主催のカレー祭り。ゴロゴロとした馬鈴薯を先割れスプーンで崩しながら隣に座るザッキーにそんな事を呟いてみた。微睡む昼下がり、遠くを眺めていたら目が眩んでしまったから。彼は私の善き理解者である。私がETUの広報部に入社したのがザッキーがETUに入団したのと同じで、割と仲が良い。しかしいつも私の意見を聞いてないフリしてちゃんと聞いてくれて、意見してくれる彼も、今回ばかりは困った様に私を見つめるだけだった。
「無茶言うなよ、気持ち分からなくもないけどよ」
「分かってる…タッツミーになっても意味無いしね」
遠く、サラサラ揺れる黒髪に整った顔立ち、遠く、ふわふわな色素の薄い髪に子供見たいに無邪気な表情、遠く、絡まる視線の意味、遠くて、本当に全然届かない。
「うちが彼に並ぶのは不自然なのに、カレーに林檎はアリ何だろうね」
「俺は?」
「ザッキーはヒレカツって感じ」
「じゃあ皆カレーだろ」
先割れスプーンの隙間に二人を入れてみる。このまま馬鈴薯みたいにぐちゃぐちゃに崩れてしまえば、そんなことを考えた。けどザッキーが皆カレーなんだって言うからちょっとだけ悲しくなって、スプーンを器に戻した。ゴロゴロした具材達が確かにETUのカレーで、確かに美味しい。それをぐちゃぐちゃになんかしたくない。
「届かないから、穏やかに過ごせるんだよね。カレーに混ざりたいから、うち、大人しく林檎やってるよ」
「ドリさんって器って感じだよな」
ザッキーが面白いこと言うからちょっと笑ってしまった。
(あいつ、良いの?)
(仕方ないよ、僕が好きなのはタッツミーだけなんだから)
(俺は、)
(届かないそれは穏やかだと)
(思えない)
/
何wこwれw
ザッキーは別に♀を好きでは無いですが、ぶつかってみるのもアリじゃないかなって思ってます(でもヘタレで言いだせない←
なんか夢も良いなと感じましたね。でもジーノ×♀とか考えられないし、♀×ジーノも考えられないから…とりまうちのサイトの♀は可哀想な位置に←
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