今日は1日休みでゆっくりできるのを利用して銃の手入れをしていた
「ふぅ……終わった」
雪男は自分の愛銃を撫でながらいつもお疲れ様と一声かけた
「ゆっきおーっ飯だぞ!!」
食堂の方から兄の声が聞こえた
「「いただきます」」
いつものように美味しい兄の手料理に舌鼓をうっていたとき
「なぁ雪男!あい うぉんちゅーって知ってか?」
急に燐が聞き覚えのあるフレーズを口ずさんだ
「…う…うん知ってるけど…どうしたの?」
「いやぁ最近料理してる時とか頭から離れなくってさー歌っちまうんだよなぁ」
けらけらと笑いながらクロにご飯をあげている燐
「うぉんとって"欲しい"って意味だろ?」
「まぁ」
「だったら"アンタが欲しい"って意味?」
ゴホッ
「ゆ雪男?」
「だいたいあってるんでは?」
ご飯を食べ終えたあと2人で後片付けをしていると
〜♪
燐がさっきと同じフレーズを口ずさんでいた
無意識なのか尻尾も若干リズムに乗って揺れていた
「本当だ兄さん歌ってる」
ふふっと笑みをこぼす雪男
「///ななっ!?わ笑うなよー!」
プンプンと頬を膨らましながら皿を洗う燐
尻尾がペシペシと床を叩いている
「ごめんてばー」
「しらねー//」
少しご機嫌斜めになってしまったようだ
皿を片付け終えた2人
雪男はもう一丁の銃の手入れ
燐はSQをベッドで読んでいた
バタン
何か落ちる音がした
後ろへ振り返ると眠ってしまった燐と床に落ちた自分のSQ
「また勝手に…」
はぁとため息をつく
銃を手入れしながらふと燐が口ずさんでいたメロディーが頭に浮かんだ
「I want youー」
「ぶぐくっ」
「!!??」
後ろで寝ていたはずの人物から笑い声が漏れる
「ななななな//////!!??」「ゆ雪男がヘビロテ……グブフフフッ」
もう言葉にならないくらい腹をだかえて笑っている燐
「//////わっ笑うなぁぁぁぁぁーーっ!!!!!!!」
バシッ
「おぐっ」
燐の腹にSQが直撃
―――――――――――――
「奥村くーんCD貸しにきたでぇ」
志摩が旧男子寮へとやって来た
「おっくむらくーんー……………!!!!????」
ドアを開けるとSQで半泣きで顔を真っ赤にしながら燐をボコボコにする雪男とそれを笑い泣きしながら避けている燐が居た
「どうしてこうなった!!??」
―――――――――――――
あとがき
パルクールの逃避行様との相互リンク記念に贈らせていただきました^^
奥村兄弟の日常とリクエストいただいたのですが………すいません!!orz
これからお世話になります^^
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しゅむおんのyou様から相互記念リクでいただきました!
変なリクエストに応えていただき、もうほんとに…ほんとにありがとうございます…っ!(*´∇`*)
鼻歌する兄さん可愛いです////ううっ…ほんと可愛い!(*´ω`*)
ありがとうございました!
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