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後書き
以上、仄暗いショックウェーブでした。
本当は和風な雰囲気で書こうとしてトランスフォーマーのイメージじゃなかったというのに、キャラが思い当たったのがショックウェーブだったため彼になりました。
私の中ではショックウェーブはこんな恋愛しませんしこんなキャラじゃありません。
こんな気持ちで書いていて、本当に申し訳ないです。
幸せな日を過ごしたあと、恋人が死んだニュースを見て呆然と現実を見つめる像が浮かんでしまったのです…。
しかし書きたいものが書けたという点で後悔はしていません。
この話では淡々とした語りを意識しました。
そしてカレンもショックウェーブも一人称が私だったので、もし死んだ事に気付いてもどっちかわかりにくいようにしました。
因みに私の中でのイメージ↓
もしショックウェーブの愛し合う恋人が死んだら?
現実を認めたくなくて受け入れず「アレが死ぬ筈ない」とか言っちゃって、しかし恋人の居ない日常を過ごす内に自然と理解します。そして認識した途端彼の世界は崩壊します。
愛する女性を忘れられず、その思い出を抱いてそれでも一人で生きていくのでしょう。
しかし、もし愛する恋人が裏切ったら!?
そうかと一気に気持ちが冷めて恋愛感情は過去になります。恋人が死んだもしくは殺したあとに部下が尋ねると「…ん? ああ、居たかそんな奴も」と本気で忘れられてその場でスペースを無駄にしていると居たという記録だけ残して記憶をデリートします。
そして機会が有ったら平気で他の女性と付き合うでしょう。

あれ、対応全く違う。
というかその可能性を考える時点でアウトだ私の頭は。
感想、意見は年中無休で受け付けているので遠慮なく下さいませ。ササミが喜びます。
此処まで付き合って頂きありがとうございました!

※オマケで補完が下にあります。興味が有ったらどうぞ。










簡易な補完
地球に潜伏するため人間に似せた入れ物にスパークの一部を移し、淡々と様子見するつもりが思い合う恋人が出来てしまいました。
定期的に本体へ毎日の記録を送りつつ恋人同士の関係を過ごして人間らしさを見に付けていったある日恋人が死にます。
忘れ物…携帯を渡しにショックウェーブの下へ向かっていた最中、呆気なく。
状況を理解したくなくて現実を受け入れないショックウェーブに、サウンドウェーブが地球に降りるという連絡が入り、辛い思い出ばかりの地球から離れたショックウェーブ。
しかし本体へ戻った時、贈っていなかった細かな感情は移動出来ず擬態と共に消えてしまいました。
記録でなく記憶を送っていたらまた違う結果となっていたでしょう。

121116

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