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「はじめまして、赤司君爆発してくれに脅されてマネージャーになった榛名です」


お願いしまーす、と声を合わせて挨拶した彼等は赤司に立派に躾けられていた。


「じゃあ後は桃井よろしく」

「うん!   三軍からで良いのよね?」

「ああ」


案内は桃井という噂の少女がしてくれるらしい。


「私は桃井さつきっていうの。よろしくね榛名ちゃん!」

「よろしくお願いします」

「やーね、同じ一年生何だから固くならなくていいのよ?」

「あ、えっと…よろしく桃井さん」


目下のところ名前呼びが第一関門か。桃井はせっかく入った同級生を逃すまいと怪しく目を光らせた。
まず三軍用のとこへ行こうと手を引かれ榛名は若干、軍ごとに体育館が違うという事に動揺した。
聞けば、一軍とレギュラーで一つ、二軍と三軍とで一つ、計二つの体育館をバスケ部だけで使用しているらしい。
流石強豪、と榛名は感心した。掛ける金が違う。


「はい、ココよ。じゃあ後は頑張って上ってきてね!」

「あ…やっぱりマネも実力主義なんだ」

「ふっふ〜勿論!   自慢していいなら私は一軍とレギュラー担当よ」

「え、もう?」

「凄いでしょ?」

「…頑張って桃井さんに追いつくよ」


頑張れと拳を突き上げ、小走りで元の体育館へ帰る桃井を手を降って見送り榛名は三軍用マネの集団に向き直る。
そして優雅に腰を折り挨拶した。









後書き
一気に。

120807

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