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オプティマスは人間を好いている。
バルクヘッドとバンブルビーも。アーシーはそこそこ。
だがラチェットは違う。
ラチェットが人間嫌いなのは分かっている。寧ろ今更それを言うのかと問いたい位だ。頼まれたら面倒をみてくれるもののすっごく嫌そうだ、そしてそんな嫌がる彼に心を奪われたのが私ステラである。
「ラチェットさぁん」
作業をする彼の足元で己より遥かに巨大なラチェットを見上げ、声が届くように口元を手で囲んだステラが声をかけた。
「うるさいから黙っててくれないか」
こんなつれない返事も耳にタコが出来るほど聞いている。だがきちんと返してくれるラチェットに嬉しくてつい何度も彼を呼んでしまう。
「ラチェットさーん! ちょっとは構って下さいよー」
「ああもう、分かったから…」
そして何だかんだで彼は相手をしてくれるのだ。
後書き
謎小説が増加。
120416
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