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ある日、ナイトレイはオートボットの基地へ行くことになった。
というか来ている。
どういう事か思いだそうと、痛む頭を抱えて記憶を辿り始めた。





そう、確か始めはサイドスワイプだ。
有り難いことにほぼ毎日顔を出してくれる。(一人は寂しい時がある。無論その逆、一人で居たい時でもお構いなしだが)
雑談しながら街を散策していたのだ。
数時間ほど車二台のドライブを楽しみ、仕事があるからと別れた。
その後、アイアンハイドがやって来た。
不肖の弟子は来てるかとぶっきらぼうに聞いてきて、先ほど去ったと教えてやったら大層怒っていた。曰く、すべき仕事が溜まっているのに居なくなったのだと。
サボって気分転換がてら私と雑談しにきてたのか、と納得し、迎えに行くであろうアイアンハイドを見送るつもりが、何故かでかいビークルのまま居座ったのだ。(私のお気に入りの路地裏だ)
そして話し込むこと半日近く。
サイドスワイプ以上にサボっていた。たまの休みくらい良いだろうと私は何も言わずに話しへ乗った。
始めは武器について、次に弟子の愚痴。それから相棒であるレノックスとその妻子…特に娘について熱く語っていた気がする。
その後また別れて…そこからだ。そこから記録がぷつりと切れている。
気を失っていたのだ。


「思い出せ」


とナイトレイは唱える。
すると青い影を見たことを思い出した。
それと同時に自らに起きたことを把握する。
ジョルトだ。





後書き
久々の長編更新で誘拐が起きました。
長編が好き、とアンケートでおっしゃって下さる方がいたので漸く更新出来ました、応援ありがとうございます!

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