ネタ | ナノ
aoex

悪魔が居るなら天使も居る。
ただ、言い伝えられているような純白の翼は一部の者達しか持っていないので悪魔と混同される。
悪魔が牙と尻尾と尖った耳を持つなら、天使は動物や羽のような耳と雪のような肌、様々な色や形の翼を持つ。それこそ悪魔のようなコウモリの羽も。
ただ、一時期起きた天使狩りと呼ばれる事件や心根が優しすぎることから自滅したりとその数はとても少ない。天使狩りとは、悪魔と悪魔に唆された人間によって起きた事件。「人の形と純粋を装った言動で人間を絶滅に導く種族だ」と言われ、それを信じた人間達は始まりこそ恐れを持っていたものの、簡単に狩れる存在に段々とスポーツ感覚になっていく。そして気付いたときにはあちこちに悪魔が跋扈していた。そして神域は減っていく。




「この絶対領域に萌えを感じるんですよ」
「何言ってるのもう古いよ。今の時代は隠された奥を想像して楽しむんでしょ」
「それこそ古いですよ!?」



「この細い身体に豊満な胸…ああこれこそ二次元の醍醐味…っ!」
「どれどれ…あー、私はもっと肉付きが良くて身長もあるお姉さんの方が好きだな」
「貴女はチビで薄いですからねぇ、憧れてしまいますか」
「殺意」



「良く見ればこいつ…意外と胸がある…だと!?」
「そんな馬鹿な、この私がこんな小娘に、も、も、萌え…!」

2016.10/15(22:42)

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -