▼ 捕虜TF
誓った約束は決して漏らさない。そうシラは心に決めてサイバトロン一同の前に立っていた。
いくら脅せどあやせど全く情報を吐かないシラの様子にこれは本当に大事な情報なのだろうとサイバトロンは構えている。
「拷問にでも掛けた方が速いんじゃないか?」
アイアンハイドがオプティマスにそう提案した。しかしそれは駄目だとコンボイは首を横に振る。
「そんなことをしては我々もメガトロンと変わらない」
「何を馬鹿なことを」
嘲笑しシラは口を開く。
「だから貴方はいつも後手に回り被害を広げる。その甘い考えのお陰で我らは助かっているがな」
2012.11/13(18:28)