2011/07/28 21:49
逃げるを知らない
勝負の最中に背中は向けられないし向けない
それはグリーンも同じで、戦況が不利になっても逃げたりしない。自分だってそうだ。グリーンから逃げる?有り得ない。
「やっと追い詰めたぜ、レッド」
後ろには壁、目の前には自分が恋情を募らせる相手。
「追い詰められたのはそっちだろ。」
思い切りグリーンの腕を掴み引き寄せ、自分は反動でグリーンの位置へ。
肩を打ち付けろくに痛みで動けないグリーンの後ろには壁、目の前には俺。
「やっと追い詰めたよ、グリーン」
もう逃がさない。
グリーン病ませようとしたら両方病んで、しかもソレが文面から一切伝わって来ない。いいの、コレメモ
更なるメモ
グリーンがロケット団に拉致された。
その事実はロケット団自体から直接伝えられた。それは幹部がわざわざ伝えに来た。
グリーンほどの人物が捕まるわけがない。なぜ、そんな下らない、
全く信じていなかったが目の前にいるのはロケット団。また何か企んでいるのだろう、さっさと親玉のサカキを見つけなくては、
「サカキ様はいませんよ。」
ボールを構え、ボスはどこだと訊けば帰って来る言葉。
そんなわけあるか、したっぱに脳みそなんてついてないだろうにブレインであるサカキを除いてどう群をなすんだお前ら。
言えば、目の前の槍?たしかそんな感じの名前を名乗った青緑頭の男はこめかみを引きつらせ笑みを浮かべた。
「あまり見くびらないで欲しいですね!!」
勝負を仕掛けてきたランスを蹴散らし再度訪ねる。
サカキはどこだ。
それでも不敵にランスは笑みを浮かべいないと答えた。
あのバトルに律義な彼らが答えないわけがない。ならば、本当に
「そうそう、信じてないのなら証拠をみせましょう」
なぜか負けたくせに勝ち誇ったような笑みを浮かべる男。
そして他に構えていた男がしたっぱを呼び付けると、何人か掛かって大きな物を運んで来る。
掛けられていた布がはらわれる。
「グ、リーン…?」
そこには大きなゲージに鎖で繋がれ服は全て来てない状態のグリーンがいた。
元気なく柵にもたれているグリーンに唖然とする。
アナタの情報をちらつかせれば簡単でしたよ。
楽しげに突き付けられる言葉が遠くに聞こえる。
グリーン…?
おぼつかない足取りで近付きながら、再度名前を呼ぶ。
するとゆっくりあげられる顔
「またラ、ムダ…か?」
満足げに歪められる幹部の表情、にまりと力無く笑う目の前の同い年の少年。体中は痣だらけ傷塗れ。
そして呼ばれた違う名前
「もう一度言います。」
サカキ様はロケット団にはいない、
アナタのせいで
END
09/19 22:57 夢見てるグリーン
夢を見た。
俺はなぜか赤に染まっていて、
体を道に投げ出していた。
そんな俺をみんな何もないかのように無視していて、
めをくれる奴なんていない。
誰かこのままに俺を放置しないでくれよ。
そう思っていたら近くを通った幼なじみ
心の中で名前を呼ぶと彼はめをくれる。
それはそれは汚いものを見るような目を。
俺は現実を見た。
10/16 21:18
青白い躯が暗い夜の中に美しく映えていた。
至る所に青や紫、緑、黄色とカラフルな痣に彩られ、切り口からは鮮やかな赤や、濁った紅ががのぞいている。そして、顔や下肢には黄色く濁った白濁が装飾されていた。
しかし、第一発見者のナナミは弟のその美しい姿に見惚れることもなく、発狂しているキチガイのような叫び声をあげた。
ナナミの眼には弟の涙がいやに強く記憶された。