★もしもシリーズ 問3.もしも臨也と静雄がキッチンペアだったら?(セルティ視点) ここは、とある街中にある小さなファミレスだ。色々とトラブルのある職場だが、何だかんだで皆仲が良く、まるで家族になったかのような雰囲気の職場だ。 そんな職場は、私にとっても居心地の良い場所だった。 …そんな中、どうも不穏な空気がキッチンから漂ってきていた。 「はいシズちゃん後よろしく!俺隣で見てるから!」 「…おい、何でこんな飯にケチャップをかけただけの微妙な状態で俺に渡すんだよ。つーか隣で見てるんならやれよ!」 「えー。だって俺、オムライス苦手だし?」 「…手前……」 ……ああ、また下らない喧嘩が始まりそうだ。また何か破壊されてしまうのだろうか…何て事を思い始めた頃、偶然にも新羅がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。 『新羅!』 「あれ、セルティじゃないか!さっきも会ったのにもう出会ってしまうなんてやっぱり僕らは赤い糸で結ばれてるんだね!……ん?如何したのセルティ、そんなに慌てて」 『あいつ等がまた喧嘩を始めそうなんだ!また何か壊されたら如何しよう…』 「ああ、静雄と臨也の事?そんなのセルティが気にする事ないよ!それにほら、見てご覧よ。…大丈夫だと思うよあれは」 『?』 言われた事の意味が良く分からなかったが、とりあえず言われた通りもう1度2人が居る方へ視線を向けた。 そんな私の視界に写ったのは― 「だって俺、シズちゃんが何か作ってる時の姿見るの好きなんだもん。かっこよくて」 「っ!……おい、なんつー事言うんだ。…まだ店内だぞ」 「えー別にこれぐらい良いじゃん。ね?」 「…ったく。……後で覚えてろよ」 「……激しいのは勘弁」 ……ただのバカップルだった。 『…新羅、あれは何だ』 「んー、何か最近付き合い始めたらしいよ?今まであんなに喧嘩しあってたのに笑えるよねぇ」 『……呆れた』 「はは、まあ2人共恋愛に関しては不器用だったから仕方ないよ」 そう言って苦笑いになった新羅を見ながら、視界に見える2人に思わず溜息をつきたくなった。 (イチャイチャするなら他所でやってくれ…) 答.何だかんだでラブラブである。 ================= 勢いだけで書いたわーきんぐぱろ。分からない人すみません…! ぶっちゃけアニメの7話しか見てないです^p^<でも好き! ここまで読んで下さってありがとうございました! |