問1.もしも臨也が某少年探偵のようにちっさくなってたら?




「シーズちゃんっ」


ぎゅっ


声と共に、俺の腰あたりに張り付いてきやがった。うぜぇ。

だがしかし、奴へ何時ものような暴力を振るう訳にもいかず、俺は堪えた。理性を総動員してなぁ!あ?何故かって?…何でか知らんが奴は今、見た目だけが子供になってやがるからだ。…そんな奴相手に暴力なんか振るえるかよ。


「……何してんだテメェ」
「ちょっとシズちゃーん。今の間は何?まあおおかた、元から無い脳みそを使ってたんだろうけど。どーせ筋肉で出来てるんだから考えたって仕方ないのにね!てか何、もしかしてこの外見気にしてるの?俺なのに?ええ?マジで?」


……イラッ


「…手前、少し黙ってろ」
「そんな事言われて俺が黙ると思う?てゆーか何、シズちゃんってもしかしてショタコンとかゆーやつ?うっそー年上好きなのは知ってたけどまさかそんな!シズちゃんの変態!きゃー教われるー!」



ブチッ



「…いーざーやぁぁぁあああ!!」
「きゃはは怒ったー!お兄さんこわーい!僕泣いちゃう☆」
「うぜえええええ!!殺す殺す殺す殺す殺す!!」
「あはははは!やっぱシズちゃんはそうでなくっちゃ!」




.最初は堪えるが残念な事に中身が全く変わらないので、うざすぎて結局何時もと変わらない。


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テーマ「人外ファンタジー」
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