ポッキーの日なので(キセキ黒♀)

「黒子っち、ポッキーゲームやらないっスか?」
「やりません。」
「即答!?ちょっとくらい考えたりとかしてくれてもいいじゃないっスか!」
「考えるまでもないです。拒否します。」
「拒否!?」


「テツー、ポッキーゲームしようぜ。」
「君もですか…」
「なんだよ。俺もって誰か先に声掛けたヤツがいるのかよ。」
「はい、黄瀬くんが。」
「何考えてんだ黄瀬のヤツ。」
「その言葉、そっくりそのまま君に返します。」
「俺はいいんだよ。」
「なんでですか。駄目に決まってるじゃないですか。」
「なんでだよ。」
「強いて言うならやりたくないので。」


「黒子、ポッキーゲームとはなんだ?」
「誰に吹き込まれたんですか。」
「黄瀬と青峰が黒子がポッキーゲームをしてくれないと愚痴を言ってきたのだよ。」
「あの二人ですか…」
「ゲームくらいしてやったらいいのだよ。」
「じゃあ君がやってくれますか?」
「ゲームだろう?付き合ってやるのだよ。」
「1本のポッキーの両端をお互いに口にくわえて食べていくゲームですがやりますか?」
「なっ…!なんなのだよ、そのゲームは!?」
「ポッキーゲームですが。」
「そんなのをあいつらはやろうとしていたのか!?」
「だから断ったんですよ。」


「黒ちーん、ポッキーゲームしよー。」
「よもや君までとは思いませんでした。」
「なんでー?お菓子貰えるならゲームくらいやるよー?」
「…ポッキーゲームの内容知ってます?」
「1本ずつポッキー選んで戦って勝ったほうが1箱総取りでしょ?」
「ああ、はい、そうですね。確かにポッキーゲームです。」
「早くやろー。」


「テツナ、キスしようか。」
「ポッキーゲームですらないんですか。」
「ポッキーゲームに誘っても断るんだろう?」
「断りますね。」
「ポッキーゲームを断られるならキスの誘いをしたらいいじゃないか。」
「マリーアントワネットですか。」


[ 7/13 ]

[*prev] [next#]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -