性知識を失った彼女に
クリフェチ甘々彼氏が
えっちなクリイキの
お作法レクチャー
オホ顔&ガニ股教育



Rank:♂恋愛至上主義♀





※過去に別所にて別名義で期間限定公開していた作品を加筆修正したものです。

登場人物
ゆめちゃん
気持ちいいことは好きだが恥ずかしくて苦手意識がある。元々クリトリスが弱点だったがセイくんによってポルチオも開発済み不思議な飴を舐めたらえっちな知識や経験に関する記憶を失ってしまって…?!

セイくん
ゆめちゃんの彼氏。毎回甘々なえっちでゆめちゃんをトロトロに気持ちよくしてあげている。ゆめちゃんがお下品に感じている姿を見るのが好きで、クリ責めの鬼






「セイくんただいま!」

涼しげな眼差しが、彼女の姿を捉えた瞬間から柔らかく細められた。人の波に乗って改札口を出たゆめの荷物をひょいと取り上げたのは、彼女を待ち侘びていたらしい長身の男だった。
見た目よりもしっかりと筋肉を蓄えた腕に荷物をぶら下げた男は、空いている方の手でゆめの手を取った。彼こそがまさしくゆめの恋人・名をセイと言う。

「おかえり、ゆめ。久しぶりの実家はどうだった?」
「うーん、んー、近所を歩いてたら、知らない人から飴貰っちゃった」
「えっ」

土産話、と言うよりは世間話のようにあっけらかんと告げたゆめとは対照的に、セイは大きく目を見張った。
セイの脳内では、記憶に新しいハロウィンの惨劇(?)が思い出されていた。
知らない人から飴を貰い、それを口にしたゆめが普段の姿からは想像もつかない程に性に奔放かつ貪欲になってしまったのだ。

あれはあれで楽しませて貰った事は事実だが、彼女の体に不調が出ないかどうか心配もした。
今回の飴とやらは果たして安全なものなのだろうか。催淫効果ならまだしも、毒性のあるものだとすれば最悪の事態も起こりうると考えるべきだろう。

「…それで、その飴は?今どこにあるんだ?」

平静を装うセイであったが、内心落ち着いてはいられなかった。
もし今飴が口の中にあるのだとすれば、吐き出させようとしても前回のように意固地になり噛み砕いてしまう可能性だってある。

頼む、まだ口に入れていないと言ってくれ…なんでもない風に、嬉しそうにポケットから取り出して見せてくれ…。そんなセイの儚くも切実な願いが叶う事は、無かった。

「もう舐め終わっちゃった」
「…」

その場でフリーズするセイに、ゆめはきょとんと可愛らしく首を傾げる。こんな時なのに、その仕草すらも可愛い、とセイは思う。

「えっえっ何?ごめんね、もしかしてセイくん、飴ほしかったの…?」
「いや…うん…ほしかったと言えばほしかったかな。飴はいつ舐めたんだ?」
「さっき新幹線の中で舐め終わったの」

ゆめが新幹線を降りたのはつい先程。飴の大きさにもよるが、口に入れてからある程度の時間は経過しているはずだ。目の前の彼女の様子に異変はなく、もちろん外傷もなく、精神も安定しているように思える。やはりセイの考えすぎで、なんの変哲もない普通の飴だったのだろうか。ゆめの地元にはよく飴をくれるお隣さんでもいるのだろうか。あれこれ考えを巡らせるセイの表情を面白おかしく感じたらしいゆめは、くすくすと楽しそうに笑った。

毒物というものは何も即効性のあるものばかりではない。時間差で効果が出始める、所謂遅効性のものも数多く存在するのだ。これから効果が現れる可能性も十分にあるのだから、油断は禁物。

「…何か異変を感じたらすぐに僕に言うんだぞ」
「もー、セイくんは心配性なんだから」

今のところ異変や所苦しむ様子もなく、セイと離れていた時間を埋めるように腕にひっついてくるゆめがセイの心を満たしていく。日頃多くの家事を担っているゆめにも息抜きをして貰いたい、そんな思いから一日里帰りする事を勧めたのはセイ自身だった。


たかが一晩、されど一晩。可愛い恋人と離れている間、片時も彼女の事を忘れる事はなかった。むしろ彼女のことばかり考えてしまっていたと言っても過言ではない。そのくらい、セイにとってゆめの存在はかけがえの無いものだった。

帰宅して一番、セイはゆめを抱き上げ自分の腕の中に閉じ込める。ぐん、と高くなった視界と浮遊感に驚いた彼女は思わずセイの肩にしがみ付いた。

「わ、」

足場を失った彼女が自分に身を寄せてくる事など当然だというのに、セイはそれすらも嬉しく、己の心の沸き立ちを感じていた。

「君は凄いな。こんなに小さな体なのに…君がいないだけでこの家が広く感じたよ」
「ふっ…ふふ!あはは!」

長い腕に閉じ込められたままのゆめは思わず小さく声を上げて笑った。実際、この家は誰が見ても広いのだから当然なのだが、そんな些細な事で生まれる表情すらもセイの心を暖かくした。さして多くもない一泊分の荷物を手分けして解き、ゆめが実家で持たされた土産物達を披露してくれる。暖かく穏やかなひと時にセイは幸せを噛み締めた。

そんな幸せの最中にいたセイがゆめの様子に違和感を覚え真実を悟ったのは、それから何時間も後の事だった。

「ゆめ、お風呂、今日は一緒に入ろうか」
「うん!」
「え…」
「?」

共に入浴をする事に対して日頃過剰な程に恥ずかしがって来たくせに、今日はどうしてかやけに素直だ。恥じらう彼女も大変に魅力的ではあるが、素直に受け入れてくれるというのは嬉しいものだ。ひょっとすると会えなかった一晩で彼女にも何か心境の変化があったのかもしれない。小さな驚きと喜びを隠しきれない表情に、ゆめはきょとんと首をかしげた。

「どうしたの?変なセイくん」
「ふふっ…君は本当に可愛いと思ってね」

入浴を共にする時、セイは必ずゆめの体を泡で隅々まで洗った。普段ならば恥じらってセイを手こずらせるくせにこの日に限っては不思議な事に抵抗を見せない。そんなゆめに、セイは首をかしげつつも気を良くしていた。いつもならば頑なに自分で洗うと聞かないデリケートゾーンも、今夜はセイの指先が丁寧に洗い上げる。抵抗が見られないのをいい事に指先は自然と大胆にエスカレートして行き、くりゅ、と割れ目の中で緩く円を描いた。その途端、腰から広がるように肌が泡立つ感覚がゆめを襲った。

「!?ひゃ、ひっ !や!ちょ、くすぐったい!ゃ…なに…!」
「ん、何って、サービスだよ。…君はここが凄く好きだから、ね」
「へ?や、やだぁ…っや、や…!」

ぬかるんだ指先が秘豆の脇をそろそろとくぐり、折り返して反対側をくぐるとゆめはびくびく腰を震わせて太ももを閉じようとする。それは最早愛撫のような手付き。すりすりと焦らすような指先の動きは、ゆめの体に甘美な感覚を与えるばかり。
濡れてつやめく唇が息を乱して小さく開き、みずみずしい果実のようにセイを誘った。

「ふふっ…かぁわいい」

思わず食んだ唇のとろけるような柔らかさはセイを夢中にさせる。普段は無駄に愛想を振り撒く事のない淡白そうな唇は、彼女に対してだけは誰よりも強欲で執拗だった。にゅるり、忍び込ませた舌に驚いたゆめは大袈裟に肩をビクつかせ、非力な腕でセイの肩を押し返す。

「んぅ、む……!や、なにぃ…」
「…ゆめ…?」

ゆめがセイの唇を拒んだのはこれが初めての事だった。その上先程から「嫌」を連発している。セイの胸に、ゆめに初めて拒まれた悲しみと同時に違和感が湧き起こる。触れる事も、キスも嫌だと言うのなら、何故入浴を共にする事を拒まなかったのか。

「ゆめ、僕のこと好きか?」
「?うん、セイくん大好き…」

どうして突然そんな事を聞くのかと不思議がりながらも、ゆめは素直に好意を示してくれる。なのに、キスを受け入れてくれない。一体全体どういうことなのか。

「…もしかして、こういう事分からないのか?」
「な、なにが…?セイくん、いきなりどうしたの…?」

セイが真偽を問うも、嘘偽りのない様子のゆめ。何故かこの行為の意味を理解していないらしい彼女をこれ以上問い詰める気にはなれなかった。キスだって、セックスだって、数えきれない程してきたはずなのに。
何かを考えるように顎に手を当てたセイを、キスの余韻に涙を溜めた瞳が見上げていた。

「ごめん、嫌だったか?」
「…嫌じゃ、ないけど、…さっきの、なにぃ…?」

恐らくゆめが舐めた飴は既に効果を発揮している。しかし、それは決してネガティブで深刻なダメージではないとセイは考えた。
“嫌じゃない“ゆめが口にしたその言葉に唇が自然と曲線を描く。

「…体が冷えるといけないから、おいで」

ゆめの体を温かいシャワーで流したセイが彼女を湯船に導くと、小さな体は湯の中で長い脚の間にすっぽりと収まった。ゆめの旅の疲れを癒すように肩を揉みほぐしてやるとその体に入っていた力がゆるく抜け落ちる。

先程までの戸惑いはどこへやら、正に極楽といった表情でゆめは大きな体に身を預けていた。性的な行為に関する知識は失っているゆめだが、セイに心を許している事に変わりはない様子だった。

ゆめの安心しきった様子とは裏腹に、そのほんのりと上気した頬が演出する色気をセイが見逃すはずもなく。

「そろそろ上がろうか。後でさっきの続き、教えてあげような」
「さっきの、続き…?」

続きがあるのかと頭に疑問符を浮かべるゆめに、セイはあえて何も答えなかった。大きく骨張った手が彼女の手を引き、湯舟から上がる。互いの濡れた髪を乾かし合い、同じ香りに包まれる安心感は二人の心に幸せをもたらした。そうして大きな手にふわりと抱き上げられたゆめは、落ちないよう慌ててセイの首に腕を回す。
柔らかなスプリングの上に降ろされたゆめは、大人しくそこに体を横たえたまま不思議そうにセイを見上げていた。

「セイくん、もう寝るの?」
「うん?まだ寝ないよ」
「じゃあどうして、…ん」

何も知らない唇を唇で封じると、ゆめの瞳は素直に伏せられた。こんな軽いキスまでは、きっとドラマか何かで見て知っているのだろうか。合わさった唇をごく軽く食めば睫毛が震える。そして先程の舌の感触を思い出したのだろう、きゅっと閉じた唇を思わず暴いてやりたくなる。何度も繰り返し髪を撫でて、先程腕を通させたばかりのパジャマを脱がせにかかるセイに対してまたもやゆめから疑問の声が上がる。

「ん…セイくん…?折角着たのに、また脱いじゃうの…?」
「ふふ、恋人同士で愛を深めるには服を脱ぐものなんだよ」
「そう、なの…?」

純粋な眼差しを安心させるように語りかけながら、スルスルと布を剥がしていく。

「うん。…こうやって肌を合わせると、気持ちよくて安心するだろう?」
「あ…セイくん、あったかい…」

引き締まった腕の中にゆめを閉じ込めて温かな肌と肌を密着させれば、幼子のようなまなざしはとろけるように細められた。大きな手が後頭部に添えられたかと思うと、一糸纏わぬゆめの体が仰向けに横たえられる。幾度と無く抱いてきたはずのゆめの体が、今はより一層特別な物に思えた。一晩会えずに過ごしたからか、或いは今の彼女の無垢な反応のせいだろうか。

耳に、首筋に、胸に、ウエストに、繰り返し唇を押し当てる。その度に、小さな体がぴくぴくと愛らしい反応を示す。今のゆめは次に何をされるのか予想がつかないために、何をされても大袈裟な反応になってしまうのだろう。セイはそんなゆめを愛おしく思うと同時に、この状況が愉快でならなかった。足の付け根に唇を落としながら、セイは思う。今ならば、普段の彼女が恥じらうような事すら簡単に出来てしまうに違いない。
この間のような大胆な姿も魅力的だが、今も今でまた良い。純粋無垢な彼女に対していけないことをしているような背徳感が、セイの内なる欲望を昂らせていた。

「あ…セイくん、おっぱい触りたいの…?」
「うん、ゆめのおっぱい、触ってもいいか?」
「ちょっとくすぐったいけど、いいよ…」

今のゆめは、処女だ。
肉体は幾度となくセイを受け入れてはいるものの、意識はそうではない。初めてのことばかりで期待よりは不安を多く抱えているはず。普段以上に優しくリードしてやりたいとセイは考えた。
手のひらを胸の形に沿わせるように、撫でるように優しく揉んで、指先の繊細な動きで乳輪をさする。
自分の欲望に負けて彼女が怖がるようなことは絶対にしたくなかった。

「ん、…ぁ…なんか、…セイくん、触り方なんかへん…っ」
「うん、ごめん、嫌だったか?」
「ううん…ちょっとだけ、変な感じ……けど、もっと触ってほしい、かも…?」

快感とまではいかなくとも、心地よさを感じてくれているのだろうか。続けて欲しいというゆめの言葉通り、決して激しくはせずにゆったりと優しい手つきで胸を愛撫し続ける。ゆめの表情に混じる色気が徐々に濃くなっていく様子を、セイは静かに見守っていた。

「ゆめ、先っぽのところも触ってもいいか…?」
「先っぽ…?赤ちゃんがおっぱい飲むところ…?」
「うん、そう…触っても大丈夫か…?」

不思議そうにする彼女の表情にまた少しだけ不安の色が入り混じる。そのくせ、乳首はほんのりと色づいてその存在を主張していた。

「セイくんなら、いいよ…」
「ありがとう。優しく触るよ…」

ちょん、
触れたか触れていないか、分からないくらいの接触。
                
「っ!」
「どうだ?嫌じゃないか?」

ちょん……ちょん……
果てしなく微弱な刺激を乳首に送ってやりながら、セイが優しく問いかける。

「もっと触っても大丈夫か?」
「っん……なんか、もっと触ってほしい、かも…」
「…なら、もっと強くしてもいいか?」
「うんっ…」

許しの返事を確認してから、少し勃ち上がった乳首の側面に指先を滑らせる。ゆめの唇からは自然と声が溢れ出していた。それを抑えようとした小さな手が自身の口元に当てられる。

「あ、…、…ぁ…?ん…」
「ゆめ、声我慢しないで良いからな…おかしい事じゃないから、たくさん聞かせて」

声を抑えようとする両手を、大きな手が絡め取る。初めての感覚に戸惑いながらも感じるその声を、もっと聞きたくてたまらなかった。

「…気持ちいいか?」
「あ、あ…っなんか、………うん…きもちい、のかも…?っおっぱいの先っぽ、もっとセイくんに触られたい…」

いつもならば快感に耐えるばかりのゆめの素直なおねだりに、セイの胸に喜びが溢れ出す。いつものように乳首を3本の指先で根本から緩くつまんで、先端に向かって集めるように滑らせる。力は入れずに、弱く、優しく、何度も、何度も。

「あっあ…あ、セイくん…っぁ、あ…」
「いいよ…もっとその声聞かせて…かわいい…」

引き寄せられるように、セイの唇がゆめの乳首を優しく食む。柔らかな唇の感触を味わわせるようにむにゅむにゅと繰り返し唇を擦り合わせて、それとなく舌先を触れさせる。その濡れた熱い感触にゆめが過剰に反応を示すのは無理もないことだった。

「ひゃぁん!」
「ん…」

刺激が強すぎたか、とその表情を伺うも、ゆめは嫌がる素振りを見せないどころかセイの頭を両腕で抱きしめてくる。指先が力なく髪に絡んで、こしょこしょと頭皮をくすぐった。その心地よさが、セイの気分を更に高揚させる。
小さな体を落ち着かせるように背中をぽんぽんと撫でながら、乳首をごく軽く、ちゅう、と吸い上げる。

「あ、あっ、あぁ…」

気持ち良さそうなゆめの反応に合わせて、背中を撫でる手つきは徐々に妖しくなっていく。乳首を吸われて、背中を這い回る手に訳もわからず翻弄されてしまう。その手がやがて腰を、臀部を撫でてきて、ゾクゾクとした知らない感覚に思わずセイの頭を抱きしめて髪の匂いを嗅ぐと少しだけ落ち着いた。

吸いながら舐めて、唇で優しく絞って、反対側の乳首は指先でつまんで。胸だけで息が上がってしまうくせにその刺激をもっととねだるようなゆめの反応が、セイは可愛くてたまらなかった。

「ゆめ…下のほう、触ってもいいか…?」
「…ん…下の、ほう…?」
「そう、ゆめの大切なところだよ」

乳首の味と感触をたっぷりと味わったセイが顔を上げると、ゆめの表情はすっかりとろけきっていた。うるうると濡れた膜を張った瞳に、快感に緩んだ小さな唇。問いかけに対する答えを待つことも忘れて、思わずその唇を丸ごと一口。

「ゆめ、舌、出して…」

素直に差し出された舌を味わって、そのまま口内まで味わい尽くす。柔らかな臀部の感触を手のひらで、指先で楽しみながら、空いた手で優しく髪を撫でる。ゆめが少なからず抱いているであろう不安を拭い去るように、全身を駆使して好きだと伝える。

「あ、あ…!セイくん、そこ、おまただよ…?」

臀部の中心の下部、柔らかな肉の終着点。臀部なのか太ももなのか、股間なのか。そのどれともつかないような際どい位置に長い指先が触れていた。それを制するかのようにゆめの指先がおずおずと添えられる。

「うん、お股は触ったらダメか…?」
「ダメ…じゃ、ないけど…」

ここで口籠るゆめを見て、少しばかりやりすぎたかと己の行為を悔やんだセイだったが、ゆめの言葉の続きを静かに待った。

「そこは、うんちとかおしっこするところだから…触ったら、汚いよぉ…」

予想外すぎるゆめの言葉に、セイはホッとすると同時に笑いを堪えるのに精一杯だった。なんて、なんて可愛いんだろうか。あまりにも可愛い。可愛いにも程がある。
無垢で愛らしい、自分だけの恋人に愛しさが込み上げて溢れ出す。

「なんだ、そんなことか…」

不安げなゆめの手を取り、安心させるように優しく包み込む。細く頼りないその指先にそっと唇を落とす。

「…ゆめに汚いところなんて一つもないよ。こんなに可愛くて、愛おしくて…食べちゃいたいくらいなのに、汚いなんて思うはずないだろ?」
「…で、でも…」
「僕はゆめの全部を知りたいし、全部、好きだよ」

君の全てを知りたい、君の全てが好きだ、なんてありがちな恋愛映画のような台詞だと自嘲しつつも、それがセイにとっての嘘偽りない本心だった。

「ゆめのお股、触っても大丈夫か?」
「うん…セイくんなら、いいよ…」

震える唇、不安げながらもなっすぐな瞳、紅潮した頬。未知の感覚への覚悟。
彼女の了承の言葉を引き出したセイが抱いた興奮は、もちろん性的なものであることに間違いはなかったが、最早感動に近いものだった。
彼女の“初めて“を大切に味わいたい、そう思う気持ちの裏には無垢な彼女を汚す事への背徳感。

その興奮を、喜びを悟られないように細心の注意を払いながら、セイはゆめの両膝に手をかけたのだった。
普段ならば一筋縄では従ってくれない太ももが驚く程に素直に従ってくれる。その脚の間に広がる光景は幾度となく見てきたはずなのに、今はそれがより興奮を煽ってきて、すぐにでもむしゃぶりつきたいくらいだった。

「…ありがとうな」
「うん…」

ゆめが何も分かっていない事をいい事に、セイは明るい照明の下で彼女の両脚を左右に大きく拡げさせていた。更に秘部の両脇の肉を左右に拡げ、上方向にも広げてやると愛らしい秘豆が皮から頭を覗かせる。
それだけで薄い下腹に力が入る様子はセイの情欲を掻き立てた。いつも良い反応を見せてくれるこの部分を今日はどんな風に可愛がろうか。じわじわと少しずつ快感を与えて焦らすのもいいし、彼女がねだる通りに刺激を与えてもいい。想像するだけでセイの胸は踊るように高鳴った。

「セイくん…?何でそんなに、お股見るの…?」
「ん?ゆめのお股可愛いから見たいんだけど…うーん、よく見えないな…もっとよく見せて…」

顔を近づけて、小さな粒────クリトリスに温かい息を吐きかける。
その少し下に位置する蜜壺からは、既に少量の蜜が溢れ出していた。

「!あっあ…そこ、何ぃ…?なんか、へん…」
「大丈夫、変じゃないよ。凄く気持ちよくなる事だから…僕に任せてごらん」

その言葉にゆめの表情が幾分か和らぐ。あくまで性に関する知識と記憶だけが抜け落ちている今、ゆめの恐怖心を取り除くのはセイとの信頼関係だけだった。

「気持ちいい事、僕が教えてあげるから、ゆめはいい子にして…感じてて」
「うん…」

やはり、まずは柔らかい刺激が良いだろう。摩擦や吸引は刺激が強いと考えたセイは、自らの唇を触れさせ、敏感な箇所の触覚を慣らす事から始める事にした。

ほんの少しだけ頭を出させていたクリトリスに再びしっかりと皮をかぶせ、緩く唇を触れさせてやればじんわりとした刺激がゆめの腰に溜まる。その刺激をじっくりと味わわせるように、押し当てては離し…押し当てては離し…時に柔らかく挟んだまま、温かな吐息を吹きかけてやる。

「んぁ!…や、それ、そこ…っなにぃ…」

戸惑いに満ちた声音には早速不安が滲み出す。セイはその不安の色を目敏く見抜き、ゆめの心を落ち着けるべく言葉を放った。

「ん…ここはクリトリスと言って、ゆめのとっても大切な部分なんだ。クリトリスは心から愛する相手にしか差し出してはいけないよ。ここの気持ちよさも僕が教えてあげるからな…」

セイの唇が言葉を刻む度、こしょこしょとクリトリスに微弱な息がかかる。はみはみと柔らかく唇で食まれる度にゆめの腰に快感が湧き上がり、それは溜まりに溜まって、声となって溢れ出す。

「うんっ、セイくん、にだけ見せるぅ…っあ、あ、あ…これっ…セイくんの言う通りっ、なんかきもちいい…っなんかへんっ」
「気持ちよくなっていいよ…もっと気持ちよくなれるようにしてあげような…」

知識は無くとも快感はしっかりとキャッチしている小さな粒は、柔らかい刺激のみでしっかりと勃起してきていた。チラリとゆめの表情を見上げると、真っ赤な顔。そのくせその表情はどこか物足りなさそうにも見受けられる。

「…ゆめ、もっとしてもいいか?」
「っ…うん…

その答えを聞いたセイの唇から熱い舌が覗く。その舌で、クリトリスを覆う。ジュンと熱されたような刺激に思い切り甘い声が上がってしまう。

「あ、あーっ
「ん…」
「んぁ…ぁ…ん…ん…

突然の快感に反射的に閉じようとする太ももを開かせて、押し当てた舌は決して離さないまま。円を描くようにゆったりと舌を蠢かせれば内腿がピクピクと愛らしく震えた。

同じ方向に何周か回したら、今度は反対方向へ。焦ったいほどに微妙な動きで、ゆめを快感に慣れさせる事に専念する。そうして時計回りと反時計回りを繰り返して、方向が切り替わる度に大きくなる反応を楽しんだ。

やがて長い舌先がねっとりと絡み付くと、そのなめらかな刺激に硬い粒は更に硬さを増して膨れ上がっていく。

「ひゃっ、あ、!ね、なめたら、きたないよぉ…
「大丈夫、ゆめのクリトリス、綺麗で凄く美味しい…もっと食べさせて…」
あ、ぁなんで、っおまたっ食べてもらうのっ気持ちいいのぉ…っ






この続きはFantiaおよびDLsiteにて公開中です
(当サンプルは9136字、残り9715字となります)

続きのセリフ一部紹介
「可愛い…もっとだらしない顔になっていいよ…鼻の下を伸ばして…そうするともっともっと感じるから」
「気持ちよくなってる時のお作法、僕が教えてあげるから、ちゃぁんと覚えような…
「フェラだけじゃなくって、ちゃんとクリちんぽ指コキしてしっかりシコってあげないとなしーこ…しーこ…
「よしよし、ガニ股とオホ顔キープしながら上手にイけたなえらいえらい…お作法の通りに出来たご褒美にずっとこうして…口の中で舐めていてあげたいな…

逃げる腰を抑えられて、クリトリスをお口でたっぷり気持ちよくして貰ったら、皮を剥いて更に舐め舐めちゅうちゅうクリをおちんぽ扱いれさてたっぷりシコられちゃいます
セイくんに教えられるがままにお下品ポーズで感じてしまうゆめちゃんそんな姿も「可愛い」と愛でられて、おまんことの2点責めや“おちんぽ”同士の擦り合わせも…
もちろん本番もあります

トロトロえっちなクリいじりをお楽しみください

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