甘々彼氏にクリオナ中毒を
見破られてじんわりねっとり
クリちんぽいじり
お下品オホ顔初披露



Rank:♂恋愛至上主義♀






※ 過去に別所にて別名義で限定公開していた作品を加筆修正したものです。



【登場人物】
ゆめちゃん
子供の頃から毎晩クリオナしていた影響でクリトリスが特大サイズ

じゅんくん
ゆめちゃんの彼氏で職業は医師。ゆめちゃんを溺愛しているが、実は彼女が恥ずかしがっているところを見るのが好き。ゆめちゃんのクリの大きさから、クリオナ中毒であることを即座に見破ってしまう。





つま先に引っ掛けたサンダルは玄関に置き去りに、受け取った小さな箱にいそいそとカッターを差し入れた。

働く女性の活躍する現代、生理用品はめざましい発達を遂げている。月経カップもその一つ。シリコンで出来たカップを膣内に挿入し、経血の受け皿にするというものだ。連続使用可能時間は最大12時間。こまめな生理用品の交換の煩わしさから解放される、実に画期的なアイテムだ。

それがまさか、試しに挿入したまま取れなくなってしまうなんて。

この日は久し振りのデートだった。その相手は両思いの恋人・じゅんくんだ。
恋人同士になってまだ日が浅いが、このところじゅんくんのお仕事が立て込んでいて、顔を合わせるのはなんと三週間ぶりになる。果たしてこれは付き合っていると言えるのか?甚だ疑問だけれど、「ゆめちゃんに早く会いたい。明日を楽しみにしてるよ」という文字に頬が緩んだのは、昨晩の話。


まあ、幸い膣内にはそこまでの違和感はないし、今夜帰って来たらもう一度試みよう。だって、入ったのだから、きっと取り出す事だって出来るはず。
先程までどうにか取り出そうと躍起になっていたせいで秘部が少しひりついていた。塗りたくっていた愛用のローションを拭い去り、時計に目をやる。そこで大幅に時間をロスしたことを知った私は、急いでデートの仕度を始めたのだった。
恋人に久し振りに見せる顔は笑顔がいい。こんな浮かない表情を浮かべていたら、優しいじゅんくんに心配をさせてしまうだろう。
血色が良く見えるように、幸せそうに見えるように。可愛いと思ってもらえるように。「可愛くなりたい」と強く念じながら、肌に、髪にヴェールを掛けていく。



なんとか時間通りに間に合わせたデートは楽しく幸せに満ちたものだった。じゅんくんは前に私が行ってみたいと言ったお店を覚えていて予約までしてくれていたし、気になっていた新作の映画も見に行けた。愛する人のエスコートは、私を大切に思ってくれていることが痛いほど伝わってきて、まるで夢のように幸せで、私は一瞬も笑顔を絶やさなかった、筈だった。

目敏いじゅんくんはきっとどこかで違和感を感じていたのだろう。

「今日のゆめちゃんはいつもの元気がないね。何か心配事があるのなら聞かせてくれないかな」

軽いショッピングをしてカフェで一休みしている時、ふとじゅんくんからかかった言葉。そこにきっと確証なんてない。私が自然体を装って首を横に振れば、じゅんくんもきっともうこの事に触れてはこないだろう。


けれども平静を装おうと必死になればなるほどに膣内の異物の存在を意識してしまって、ミントの葉を絡め取ったフォークは行き場を失ったかのように硬直した。

自然に、そう、自然に。

「え、…しょ、しょそそ…そっそうかなっ?」

やってしまった。じゅんくんの顔が見られない。

「言いたくない事は無理に言う必要はないよ。…でも、愛する人の悲痛な表情は見ていて辛いものだから…僕でよければ、聞かせてほしいな」

私はこの時初めて、察しのいい恋人を持った事を酷く後悔した。首を傾げて見せるじゅんくんは心底心配、といった表情で私を見つめている。私の目配りや仕草、小さな表情の変化、そういった類のものに異常なほど目ざといのだ。
私には分かる。今はじゅんくんと目を合わせないほうが良い。

誤魔化すようにガラスマグを両手で包んで、揺れる水面に視線を落とす。その上から更に包み込むように大きな両手が重なってきた。隠し通そうとする信念が簡単に揺らぐ。

「…ゆめちゃん、」

なぞる様にゆっくりと名を唱えられて、深い眼差しが私を捕らえて離さない。もう白状する他ないのだと悟った瞬間だった。

「っ…実、は……」

じゅんくんはいつも通りの冷静さで私の話に耳を傾けてくれた。少しくらい私の…アソコを想像したりして赤面してくれても良いくらいなのに。表情は一つも変わらず、その瞳は真剣そのもの。
故に、自分に手伝わせて欲しいという申し出も100%親切心からなのだと分かる。下心とかそういうものは、心の目を凝らしても微塵も感じ取る事が出来なかった。












初めて足を踏み入れるじゅんくんの家。

「本当にごめんね…」
「困っている人を見過ごす事は出来ないからね。婦人科に行ってもする事は同じだから、恋人相手の方がまだ気持ちも楽なはずだよ」

その言葉通り、確かにじゅんくんは私の恋人で、私はじゅんくんの恋人だ。そこに嘘偽りなど一つとしてない。他人から見ればなんの問題もないかのように思えるだろう。しかし。

私達は、未だに体を重ねた事がなかった。

当然私はじゅんくん相手に肌を晒した事も、ましてや大切な部分を見せた事など一度たりともない。じゅんくんにはとても言えないけれど、正直婦人科に行った方がまだ気持ちは楽だったようにも思う。じゅんくんに初めて見せる下着はこんなヨレヨレのじゃなくて、もっと可愛いのが良かったなあ。あの精緻なレースでできたブラとショーツのセット。今すぐあれに着替えたい。そう強く思ってもそんな馬鹿げた奇跡が起きる事もなく。
今更やっぱり婦人科に行きますなんて言ったらじゅんくんの親切心を無下にしてしまう。想像しただけで胸がちくんと痛んだ。

「僕は部屋の外にいるから、下の服と下着を脱いで、ベッドに横になってて」
「あ、あ、…はい…」
「…脱いだら、これを掛けて」

薄手のブランケットを手渡された時、じゅんくんの長い指先に触れた。それだけで特別な気持ちになってしまって、胸がきゅんと締め付けられる。
そんな相手に今から下半身を晒す。その覚悟もないままに。


言われた通り下半身の衣類を脱ぎ、見た事もないサイズの大きなベッドに横たわる。お腹から下を覆うようにブランケットを掛けてひたすら深呼吸を繰り返していると、ドアをノックされた。

「ひゃ、ひゃいっ…」
「いいかな?」
「どどどど、どう、じょ…」

ドアの向こうから現れたじゅんくんは、普段通りの柔和な面持ちで私の元へ歩み寄ってきた。あ、シャワー浴びたかったな。けど、今更言える雰囲気でもないし。臭いとか気になるけど、まあ大丈夫かな。

「なるべく痛みのないようにするから、君は出来る限り力を抜いててね」

ベッドの端が沈む。ドッドッ、とうるさい心臓の音が更に音量を増す。そこからの私はまるで操り人形だった。ブランケットは取り払われ、されるがままに脚を上げ、左右に拡げる。自分が自分じゃないみたいに。
何かを思案するように手を顎に当てるじゅんくんの視線は、私の大切な部分ただ一点のみに注がれていた。そんなところ見ないで、そう言って脚を閉じられたらどんなにいいだろう。既に限界を突破している羞恥が爆発しそうだった。

「君が着替えている間に生理用品について軽く調べていたんだけど…成る程、これはタンポンと違って、取っ手部分も中に入ってしまっているんだね」
「は、ひゃ、はい…自分で指を入れても、取っ手の位置が、よよよく分からなくて…っ………あと、痛くて」

何故か敬語になってしまう程緊張している私と、怖いくらい冷静な様子のじゅんくん。なんて異様な組み合わせなんだろう。じゅんくんてもしかして、性欲とかないのかな?

「うーん、やっぱり潤滑剤が必要そうだね。…申し訳ないけど、ここから出して貰えるかな」
「え?…、あ、っぁ!…っ」

あまりに突然の事だった。
快感を得るためだけに存在していると言われる部分、クリトリス。そこにじゅんくんの指先が触れたのは。そのままじっくりと捏ねるように圧をかけられる。

ここをいじるから愛液を出せ、そういう事だ。やだ、弱いのに。そんなの絶対に感じ過ぎて変になってしまう。
右へ…左へ…包皮の上から圧迫した芯をゆっくりと皮の中で移動させるように。右へ…左へ…指先の絶妙で繊細な動きに感じ入ってしまう。

「んぁ、っ…ぅ…、や、やだ、ぁっあ…」
「…よかった。少し濡れてきたね。ここ、こうされて痛くはない?」

穏やかなじゅんくんの声に、目をぎゅっと瞑ってこくこくと何度も頷くも、問題はそこではない。

「それならよかった。濡れるのは生理的なものだから、恥ずかしくないよ。愛液は正式名称をバルトリン腺液と言って、潤滑剤であると同時に精子の伝達を促す役目を担ってるんだよ。これがきちんと分泌される事は健康の証でもあるから、安心して身を任せてごらん」
「や、や、…そんな、見ないでぇ…」
「ふふ、見ないと取れないよ」

羞恥の渦の中、ゆったりとした口調に、どうしてかこのまま身を任せてしまいたくなる。
くり、くり、と何度も、中の芯を優しく動かすような指先の動きは、穏やかに、けれども確実に快感を助長していく。言い聞かせるように感じる事を許された安心感に、お腹の奥から胸に熱いものが込み上げた気がした。

「それじゃ、これを…こうして、もう少し濡らしていこうね」
「あひ、っ…あ ぁ…

たっぷりとぬめりを纏わせた指先を再びクリトリスにあてがわれ、そのままぬるぬると塗り込まれる。それだけ濡れている事を思い知らされると同時に、これをされると快感が一気に大きくなって声を抑えられなくなる。

「、ふふ…可愛い声出たね」
「ぅ、ひ…も、やめて塗り塗りしないれっそれっやめてぇ…

じゅんくんの指先は私の指先よりも面積が広くて、温くて気持ちいい。自分でする時の何十倍もの甘い快感がお股のあたりで膨張して、腰全体を包み込んだ。

「ぁぁ、あ…んっ

じゅんくんは真面目に私のためを思ってしてくれているのに、こんな声出したらはしたない淫乱だと思われる…。そんな自分の意思とは関係なく、甘ったるい声は一瞬も止まってはくれなかった。

「クリトリスが弱いんだね。勃起しちゃってて苦しそうだ」

真面目な目的とはいえ、あのじゅんくんに気持ちいい事をしてもらっている。それだけで頭がおかしくなりそうなのに、薄く気品のある唇から"クリトリス"とか"勃起"とかいうエッチな言葉が出て来た事に更に興奮が高まってしまう。

「あ、ぁ…やぁ、っひあぁぁん…

違うのに、こんなのが目的じゃ、ないのに。

どんどん溢れているらしい愛液を何度もすくっては塗り付けられる。クリトリスをぬめりでコーティングされた上からくるくると指先を滑らされて、なめらかな刺激に悲鳴を上げると共にもどかしさすら感じてしまう。
私の疼きを見透かしたかのように、じゅんくんの長い指先はタイミングよくつぷりと侵入してきたのだった。クリトリスを撫でる指先は止まらないまま。

「…ゆめちゃん、少し潤滑剤の量が多過ぎるよ。これだと逆にぬめりすぎて取りにくくなっちゃうから、すこし分泌量を控えめにして貰えるかな」
「や、やっらって、お豆ばっかりぃぃ

愛液の量を自分で調節できるわけがない。まさかじゅんくんも本気で言っている訳ではないだろう。でも、だったら一体何のためそんな事を言うのだろうか。うっすらと思い当たる理由はあるけれど、その予想が的中しているかどうかは分からない。分からないけれど、なんとなくじゅんくんは、私の羞恥心を刺激しようとしている気がした。
恥ずかしい事が気持ちいのだと、バレてしまっていないだろうか。

「うん、本当に凄く弱いね…お豆は後でたっぷり可愛がってあげるから、」
「?!」

待って、じゅんくんは、取れなくなった月経カップを取り出すためにこんなことしてるんだよね?私の聞き間違いでなければ、お豆を可愛がるって言った?
混乱と期待と興奮が綯い交ぜになって、訳がわからない。それに気を取られている間に一瞬の圧迫感。

「!っう、ぁっ…」
「まずは、これを取り出そうか」
「…っ、ぁ、っ…!…、…っ」

ずりゅりゅ…とナカに入っていたモノを引きずり出される。なんとも言えない感覚に金魚のように口をぱくぱくさせることしかできなかった。
きっと偶然なのだろうが、異物を抜き取る際に少し気持ちいいところに掠められて、ここで軽くイってしまう。

「い、ひぃっ……っあ、あ、あぁぁーっ
「はい、取れたよ」
「あ、……は、ぁ……ありがと、う…」

愛液まみれの月経カップをしげしげと見つめられて、忘れかけていた羞恥がぶわっと沸き上がってきた。小さな絶頂を迎えて少しだけ冷静さを取り戻した頭では、てらてらと光るそれは見るに耐えない卑猥さだった。

「…今は生理ではないんだね」
「…ん……きょ、は…ためしに、いれたらけ、らから…」

息も絶え絶え、舌足らずな言葉を紡ぐだけでやっとだった。ゆったりと耳を傾けてくれるじゅんくんの口角が優雅に弧を描くその様に、惹きつけられて目が離せない。

「それならよかった」

良かった?…良かったって?何が良かったんだろうか。その疑問を投げかけるよりも先に、先程まで可愛がられていた突起に再び刺激が走る。

「あんっ

未だぬめったままの指先が、再びクリトリスに密着してきたのだ。ぱっと離れたかと思うとまた密着して、離れて、ペタペタとその動きを繰り返す。触れる場所は、てっぺんだったり、根元だったり、右上だったり、左下だったり。少しずつ移動を繰り返しながら、規則的なリズムでランダムに、優しく優しくタップされる。

「ひぁ、はもっ、取れたのにぃ…

なんで、どうして…。
疑問符を浮かべる一方で、私はじゅんくんの先ほどの言葉を頭の片隅で蘇らせていた。

"後でたくさん可愛がってあげる"

その"後で"がまさしく今この時なのだろうか。


「約束したからね。後で可愛がってあげるって。それに…専門外といえど、職業柄体の異常を見過ごす事は憚られるからね。君のクリトリスはなんだか妙に発達しているようだけど…」

ドキリ、心臓が嫌な跳ね方をする。

「何か、特別な事でもしているのかな」

首をかしげてやけにゆったりと問うじゅんくんの視線は、私の心を見透かすようにスッと細められた。頻繁なオナニーで肥大化したクリトリスは、ひょっとするとじゅんくんの興味を引いてしまったのかもしれない。

「と…特別な事、は、ぜ、んぜんしてなくてっ…」

なんとも浅はかな嘘だった。
それを見透かすようにじゅんくんの眉間にシワが寄る。溢れた蜜をまた指先がすくって、続きを促すようにクリトリスをぺたぺたして微弱な刺激を送ってくる。

「ひ、ひぃ、あ、ぁななんか、生まれつき大きく、てぇっ

じゅんくんの言う通り、私は自らのクリトリスに特別な事をしている。就寝前にクリトリスを捏ね回して快感を得る事は欠かせないナイトルーティーンのひとつ。それも物心ついた子供の頃から今に至るまでのほぼ毎日。
最近のオカズは専らじゅんくんだった。いかがわしい妄想を勝手に膨らませて、興奮と快感を得る行為。いけない事だと分かっていても、やめようとしても、どうしてもやめられない。ある種の中毒症状だった。

「…そうなんだ…?……それなら、うんと優しく触れてあげないとね。うーん…じゃあ…、こんなのはどうかな」

じゅんくんは釈然としないような表情ながらも、執拗に繰り返された指先タップで膨らみきった突起に新たな刺激を提案してくれた。

「はひっひぃ…

圧をかけずに触れるだけの指先がくるくると滑り回る。ゆっくりと小さな円を描きながら、根元も裏筋もくまなく撫でて、愛でる動き。一秒間かけて円が一つ。優しくゆったりとしたスピード。

「弱すぎてあんまり気持ちよくないかな?」
「ああーっしょな、ことなっひ、ひもちぃぃ…

羽のような軽いタッチで与えられる焦れったい快感にも情けなく喘ぐ私を、じゅんくんは穏やかな目で見下ろしていた。

ああ、今、じゅんくんにエッチな事をされる妄想が現実になってしまっている。クリトリスをこんな風に可愛がってもらえるなんて、それもこれも、月経カップが取れなくなった事とじゅんくんの親切心、そして何より、私のクリトリスが発達していたおかげなのだ。正直言って、毎晩欠かさずにこつこつ育ててきた自分を褒め称えたい。

「ならよかった。ゆっくり、やさーしく…くるくるってしてあげようね。クリトリスいじり、てっきり慣れてるのかと思って…さっきは少し強くし過ぎちゃってごめんね」

さっきのはさっきので気持ちよかった…けど今も気持ちいい…
漫画ならきっと目がハートになってしまうような、細く長く、とろとろに甘く煮詰めたような贅沢な快感。
オナニーの時はどうしても欲望のままに指の動きを早めてしまうから、こんなにうっとりとろけてしまうような気持ちよさがあるなんて知らなかった…

「はぅぅ…ゆっくり、いい…

快感に浸りながら、ついいつもの癖で半開きになった唇から舌を覗かせてしまう。するとじゅんくんは私の舌も唇も丸ごと食べるみたいに大きな口で覆ってきて、まるで味わうようにねっとりと舌を絡ませてきた。いつものような可愛い小鳥のようなキスは見る影もなく、温かい口内同士が濃密に混ざり合って、長い舌に上顎をこしょこしょくすぐられる。その間も絶え間なくクリトリスに与えられる絶妙な快感と相まって、絶頂の兆しが見え始める。まって、あれ、こんな微弱な刺激でイくなんて。

「ん、んんぅ……は、ふぅん…

ぶるり、小さく震えた腰にじゅんくんは何を思ったのだろうか。キスはまだ続いているのに、ここで指先の動きが変化した。

…っ

クリトリスに触れる指が一本から二本に増えて、幹の部分を優しく挟み込んだのだ。そのまま上下にスライドさせて、ゆるく扱かれる。上へ、下へ、クリの両脇から絶え間なく襲いかかってくる快感。
これも決して性急な動きではない、しこしこと扱くような優しい指遣いが堪らない…
もうだめ、じゅんくんにキスされながらクリシコられてイっちゃう…

快感に浮かされた私はいつもの癖で思わず両脚をピンと伸ばした。こうするとイきやすくなるのだ。

ぶるぶる、ぶるるっ…!絶頂が差し迫る感覚に腰が震え上がる。イく。こんな風に、膝も足の甲も真っ直ぐに伸ばすとイきやすくなる事に気付いたのは、やはりオナニーをしている時だった。俗に言う脚ピンという体勢。

「ん、ふぅ、んんんうぅ

じゅんくんが与えてくれる快感で得た絶頂は、決して激しいものではないのに私を十分に満足させてくれた。その一方で、こんなのまるでじゅんくんを使ってオナニーしているみたいだとも思う。イッた余韻でふうふうと荒い息を吐く私の口の端から涎が垂れていたのか、じゅんくんの唇が優しく拭ってくれる。

「ふふ…かぁわいい。もっと気持ちいいコトしてあげる」
「はへ…

じゅんくんは、私のオナニーの道具にされた事をまるで気にしていないようだった。というか、キスしながらだったし、もしかするとイった事自体に気付いていないのかもしれない。うん、きっとそうだ。きっと脚ピンでイッた事も、月経カップを抜かれる時にイッた事も、どちらもバレなかったのだ。
そう都合のいいように解釈して、でも、じゅんくんの言う「もっと気持ちいいコト」って?と疑問と期待が浮かび上がる。

「可愛いお豆を守ってくれている薄くて柔らかい皮を、こうして…」

濡れて滑りの良くなった包皮が、膨らんだクリトリスの上をなめらかに滑って引き上げられていく。そうしていつも一人でする時と同じように、まさに丸出しの状態にされてしまう。

「っぁ…ぁっ……

勃起した生のクリトリスが空気に触れただけで気持ちいい…
思わずため息が漏れる。今からもっと気持ちいい事をしてもらえるのだ。一体どんな事されちゃうんだろう。このドキドキの正体は、紛れもなく期待だった。

「またたくさんトロトロが溢れてきてるね…勿体無いから、こうして塗り塗りして…たっぷり使わないとね」
「あ、あひぁ、ぁ、しょれぇ…
「んー?よーく塗り込んであげようね」

言葉の通りじっくりと、トロトロの愛液をクリトリスにくまなく塗りたくられる。それはもう、こんなに塗りたくる必要があるのかと疑問なくらいに。
指先がくるくると這う動きに耐え忍びつつ、じゅんくんを見つめる。

「ん?どうしてこんなにたくさん塗るのかって?…それは、君も喜んでくれてるし、粘膜が乾燥するとよくないから潤いを与えてるんだよ。愛する人のクリトリスのお手入れをしてあげられるなんて幸せだな」

なんだかめちゃくちゃな理由な気もするけれど、今の私にとっては何もかもが快感を増幅してくれる興奮材料にしかならなかった。じゅんくんにクリいじいじしてもらうの、夢みたいに気持ちいい…

「ふふ、クリトリスのお手入れ気持ちいい?」
「あ、あぁ…おて、おていれいい、いいのぉ…

私の言葉を聞いたじゅんくんは満足そうに微笑みを浮かべた。その微笑みに、自分がひどく浅ましく醜い存在に思えてしまう。それでもこの気持ちいいお手入れをもっと続けてほしい。もっともっと、気持ちよくなりたい…

「じゃあ、更にしっかりと摩擦を加えて、くまなく擦り込んでいくよ」
「ひ、ひゃ、ひ…

きっと人よりも大きいクリトリスを、長い指先にそっと挟まれる。たったそれだけで何をさせるのか予測してしまって、快感に備えて息を呑む。

「…、あっああーっは、あぁっ

しこ…しこ…しこ…

クリトリスを挟み込んだ指先が緩慢な速度で上下にスライドする。その動きを利用して、皮を伸ばすように引き下げられたかと思うと、また上に向かって引き上げられる。側面を繰り返し擦られる刺激と、皮が行ったり来たりするなめらかな刺激で腰が勝手に跳ね上がった。自分の細い指とは違う骨ばった指。クリトリスと密着する面積が広く、普段よりもずっとずっと大きな快感を与えてくれる。

「あっあっあーっ…

少しだけぼやけた視界で私を見下ろすじゅんくんは、ひどく穏やかな表情をしていた。

「どうかな?ゆっくりシコシコ、気持ちいい?」

気持ちいいに決まってる。
妄想ではない、本物のじゅんくんの指先が生み出す快感は私が日々ふけっている行為とは似て非なるものだった。雑に捏ねくり回す動きとは違う、丁寧で繊細な刺激。けれども決して物足りないというわけではなくて、どうして分かるのかと不思議に思う程的確に快感のポイントを捉えてくる。

「いひっ…い、ひもち、ひぃ…
「本当?嬉しいな。もっとしてあげようね」

挟み込む指先に少し力がこもって、クリトリスに左右から圧がかけられる。この状態でシコられたら…だめ…

「ひゃ、っはぁ、ぁしょんなしたら、っかわっ伸びちゃっ

容赦ないクリシコに合わせて前後に腰が揺れ動く。こんな腰使いを見せてしまったら、いやらしいクリオナ狂いの本性がバレてしまうかもしれないけど、もうそれでもいい…
もう自分の意思ではどうにも出来なかった。だってじゅんくんにクリをシコってもらうの、気持ちよすぎる…品よく揃えられた指の間をクリトリスが潜り抜ける瞬間の圧迫感がたまらない…

お願いじゅんくんせめてこの腰使いに気付かないでいて…
そんな私のちっぽけな願いは簡単に打ち砕かれた。

「知らなかったな…ゆめちゃんがこんなに腰へこへこするのが上手だなんて。そういう風にへこへこってしてくれると僕もシコりやすくてすごく助かるよ」
「…っ
「それにゆめちゃんのクリトリス、仮性包茎気味で可愛いね。こうやって引き降ろしてあげると、頭が完全に隠れちゃうんだね」

仮性包茎、なんて言われてまた羞恥心が湧き上がる。情けない包茎クリトリスでごめんなさい…
クリトリスに恥ずかしいことをされているのに、それが気持ちよくてたまらない…
もっとしてもっとして

「かわっ伸ばさないれえぇぇ

気持ちとは裏腹な抵抗が口を突いて出るも、じゅんくんは私の心を見透かしたように柔らかく微笑んだ。

「ん?伸ばしちゃだめなの?じゃあ…思い切り剥きあげておいた方がいいのかな。ほうら…剥き剥き…これでいいのかな?」

剥き剥き、という言葉に合わせて数回に分けて剥き上げられたクリトリスが空気に晒される。剥き上げられた状態でまたシコられてしまえばひとたまりもなかった。

「ああぁぁーあ、あ、っあぁん
「どうかな、これでいい?」
「らめっらめぇっひょ、しょれらめぇぇしこら、らいれぇ…

皮から露出したクリトリスをシコシコと愛でられて、行き場の無い快感が腰に溜まっていく。

「ゆめちゃんがこうしてって言ったのに、ダメなんてひどいなあ。…じゃあダメじゃなくなるまで続けてあげようね」






この続きはFantiaおよびDLsiteにて公開中です
(当サンプルは10162字、残り6173字となります)

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続きのセリフ一部紹介

「こんなに可愛い特大クリトリスを皮の中に閉じ込めるのは可哀想だからね。それに、もう少し大きくしておちんちんみたいにした方が素敵だよ
「ふふ…だーめ。もっと育てておちんぽにするよほうら、ゆめちゃんのおちんぽシコシコ気持ちいいね
「…ここ、分かるかな。クリトリスの先端よりも少し右側。特に弱いね。ゆめちゃんは右利きさんだから、この部分は特にいじりやすくて感度が発達してしまったんじゃないかな?」
「ん…大きくて食べ応えのあるお豆だね少し硬いかな?柔らかくなるようにほぐしてあげようね」
「ほうら…おちんぽになあれ…おちんぽになあれ…

じんわりゆったりな優しいクリいじりにメロメロになってしまったゆめちゃん、この後じゅんくんが本気を出して、クリをおちんぽ扱いしながらシコったり、お口を使った特別マッサージ
お下品なオホ顔&オホ喘ぎが止まらなくなっちゃうゆめちゃんを「可愛い」と更なる快楽へ誘うじゅんくん。
長い指でおまんこの奥との2点責め本番もあります

トロトロえっちなクリいじりをお楽しみください
( 続きはこちらから/Fantia )

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