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07

「なぜ帰ってきた。博士。」
『いやだなぁ、せっかく帰ってきてあげたのに。いやいや、皆さんが言う"NBE-1"とお話ししたいなーってな』

一人の少女は、妖しく笑った。













07:ただいま、NBE-1・・・いや、"メガトロン"













「でもまぁ、帰ってきてくれたほうが、手がかかるがね・・・((ギロッ」
『スーパーマンの下着なんか来て、ヒーロー気取りとは・・・・悪趣味だね((ギロッ』


こいつがシモンズ。まぁ、かなり前からお世話(つーか、手を焼かせている)になってるが、意見の食い違うやら、上下関係何とかしろよとか、手前のスーパーマンの下着やめろとか、(最後のほう違うような・・・)でケンカになっている。

因縁の仲、といったほうがいいのだろうか。

しかし仕事内では仕事前とは嘘のように気持ち悪いぐらいの完璧ペアである。

「さあ、愛しのN・・・((メガトローン!!!!!((NBEだ!!!!」

研究員の間を駆け抜けてたどり着く氷漬けの金属生命体



『久しぶりだね、メガトロン』
《いつまでわしを待たせる気だった?!待ちくたびれたではないか!!》
『ごめん、シモンズとケンカしてて家に帰ってた。』
《・・・それより、お前の家はここと正反対の研究所だろう?ばれたらタダじゃすまない・・・》
『いーのいーの!!俺はお前といるほうがいい!!面白いからな!』
《・・・そうか》


ふと、思い出したかのように思ったことを口に出していた。



『そういえばさー、今日あんたと似たようなロボットみたな。エンブレムは赤だったけど』
《なぬ!!?もしや・・・》
『?』
《・・・いや、敵なだけだ・・・。》
『そうかい?なんかあったら言えよね?』



メガトロンside

意識がはっきりした時から、俺様は氷漬けにされていた。
身動きもできず、ここ数年はじっとする生活だった。

それは2年前に、コロっと変わっていた。

あの虫けら、アヤカの存在だ。

そいつはあのシモンズとかいう男に紹介された時からだった。





『・・・・かっこい・・・』

それが、俺様との出会いだった。

意外にもロボットには詳しいらしく、回線を俺様とつなげて会話していたりもした。
今はなぜか、それがなくても会話できるようになっていた。


今は虫けら、とでは思わなくなり、【一人の人間】、人類とデイセプティコンの【唯一の和解者】でもあるのかもしれない


そんなやつを、俺様のものにしたいなんて。






わがままなのだろうか。


いや、俺様は破壊大帝だ。

手に入らないものなんて何一つないのだ。


プライムよ。









アヤカを渡すわけない。俺様が許さん。








*****happy.....*****

俺様連発すると気持ち悪くなったwww

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