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「いーしまるくん！！」 「っひゃうっ！！？」 「…え？」 「…あ、」 「ど…、どこだ！どこの男に調教されたんだ！！！」 「ちょ、調教…！？な、なにを言っているんだ君はッ！？僕は別に何も」 「何も！？何もって何！！？とっさにあんな可愛らしい声出せる人間なんかBL本の中にしかいないよ石丸くん！！」 「何を言っているのかさっぱり分からん！！びーえる？本とは何だねッ！！」 「…聞きたい？」 「いや、止めておこうッ！」 「っていうか、私、アレなの？アレ的なアレのアレを求められてんの？ねえそうなの石丸くん！？もう指じゃ満足出来ないアレにされちゃったの！？！？」 「君の妄想癖はいつものことだが今日は殊更酷いなッ！！！」 「だって石丸くんが…！！」 「……僕が、何をしたと言うのかね？」 「石丸くんがアレ的なアレでアレだから…」 「だから、僕がアレ的なアレでアレとは…、一体、何のことだね？」 「……んんん？」 「僕はただ、君に声をかけられて少し驚いただけであり！君が言うようなアレ的なアレな声を上げたという事実は無い！！！」 「うわコイツ無かったことにしやがった」 「何とでも言えばいい！！そのような事実など無かったのだッッ！！！」 「その割には顔真っ赤ですけどね」 「う、うるさいぞッッ！！！」 「石丸くん、私事実の隠匿ってよくないと思うよ」 「いつも事実の改竄をしている君に言われる筋合いは無いッ！！…というか、そこまで言うのならば証明してみたまえよ。果たして僕が本当に事実を隠匿しようとしているか…。まあもちろん、君に出来ればの話だがな」 「最早風紀委員のする顔じゃない…！早くコイツなんとかしないと…」 ″いーしまるくん！ っひゃうっ！！？″ 「なあッ！？ろ、録音だと…ッッ！！？」 「持っててよかった録音機」 「と、盗聴は法律違反では…！」 「ところがどっこい！日本では盗聴自体は法律違反に当たらないのです！それに別に盗聴じゃないし。先生に頼まれてみんなのメッセージ取りに来てただけ。それなのに石丸くんときたら…」 「なんと…ッ！！僕は君の手のひらで踊らされていたに過ぎなかったということなのか…ッッッ！！？？」 「と言うわけで、石丸くんの、イッツ弁解ターイム！事実を隠匿しようとしたとこまでどーぞ！」 「ぐッ！！そ、それは…、だな」 「それは？」 「……」 「……」 「……」 「……」 「忘れろー、忘れろー、忘れろビーム！！……な、なんて、な」 「クッソあざといがマジでありがとうございます！！！」 「うむ！！！」 (どうしよう！石丸くんの声がエロい！！) |