もう一度キミたちを知る | ナノ
これが始まり

家の都合で中学卒業後、アメリカに行った。
その事を伝えようにもきっとあの子が嫌だと言って泣いちゃうかなと思い伝えることはできず、卒業してすぐアメリカへと移った。
全中後に私らの前から姿を消した彼にだけは伝えたけど、もしかしたら伝えてくれてるかもしれない。鋭い彼はすでに知ってるかもしれない。その方が都合がいいっちゃいいけど。

引っ越して最初の頃は色々と心配はしていたが、あっという間に3年間という月日が流れた。
そして今年、ついに大学受験の季節が迫ってきた。
何処に行くかは具体的には決まってないけど、でも日本がいいと考えてる。
前もってそう両親に伝えたら「好きにしなさい」というokももらってる。あとはどこの学校に行くかだ。ネットでいろいろ調べて、調べすぎてたくさんの候補を出してしまった。さてどうしよう。


悩むこと早数週間。日本からアメリカにいる私に大学の推薦が来た。…なんで?
一瞬脳裏に一人の男が浮かびあがる、がありえないと言うことでその可能性を無理矢理抹消させる。ありえるかもしれないけれど…!
せっかくだから目を通しておこうと見てると、そこは候補の一つだった。学力的には無理はない。
推薦は置いといて普通に受験しよう。特別扱いされるのは嫌いなんだ。

試験日を見てみると一次試験の日はこちらの都合で無理なので、二次試験の日に試験を受けることを親に伝える。その際飛行機代をもらった。お母さんありがとう…!
それから数ヶ月後、入試試験も無事終え、その日のうちにアメリカに戻った。
結果発表はパソコンに連絡してもらうようにしてもらった。一応、見に行くけど。









行かなきゃよかったと少し後悔するのはまだ先の話。





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実は大学の仕組み?分かりません。




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