どうなるんでしょう
「なまえさん…大丈夫ですか…?」
「大丈夫よー。兵長はよ退いてください何してるんですか」
「気にするな」
「する!なんかお尻のあたりに違和感しかない!」
やあどうも!なまえでっす!なんかよくわかんないけど兵長がお尻のあたりにいて踏んで遊んでるみたいだよ!…欲求不満?なんちゃって!
いやー今すぐにでも起き上がれることは可能なんだけどね、ちょっと怖いなーなんて。
今この兵長なら何とかなりそうだけど、元に戻った後が怖いね。でも今しかできない事もあると言うわけだが…今を取るか先を取るか…。
「――で兵長。ハンジさんは?」
「削いできた」
「…いやいや!これからどうするのですか!」
「さぁな」
「おい!」
「うるせぇ」
「じゃあまず退きましょうや!」
「チッ」
何で舌打ち!?
でも舌打ちしながら渋々ですが、退いてもらいました。やったね。
エレンくんはじっと見てるしなんだよもう!よっこいせ。
「兵長となまえさんは仲良いんですね?」
「そうかー?そうなのー?」
「俺に聞くな」
「うぃっす」
気のせいか、エレンくんの目がキラキラしていらっしゃる。なんでだろ。仲良いから、か?いやでも肯定はされなかったけど…それなりに仲はいい方でしょう。ハンジさんには負けるけど。
…あらら。
「話戻しますけどこれからどうするんです?まだ元には戻らないんでしょう?」
「その件だが、なまえ」
「はい」
「しばらくお前にお世話になろうと思う」
「えー」
「オレの監視はどうなるんですか?兵長の役目ですよね?」
「多分それ私がやることになるでしょ。兵長がこれじゃあね…。団長にも伝えた方がいいですよね」
「ああ、そうしてくれるとありがたい」
なんとなく事の成り行きであれやこれや進めてるけどどうしろと。世話?慣れてるけど兵長が疲れて帰って寝てしまった間に服を着替えさせ来ていた服を洗濯したり…など!
こんなもんしかやったことのない私に任せる気か兵長!
「お前の考えも分からなくはない。だが他に適任はいないだ。いいな?」
「…分かりましたよ」
なんだか丸く収められちゃった気がするな。
…まぁいっか。