お菓子ちょーだい

※台詞。




「紫原さーん」

「何その呼び方。みょうじちんきもい」

「ぐさっ。みょうじに300のダメージ!」

「意外と少ない」

「ふっ、俺には痛いよこのダメージ数は」

「で何みょうじちん」

「スルーされた!?それ何味?」

「これー?コンポタミルク味」

「なにそれ」

「期間限定なんだってー」

「…うまいの?つかどんな味?」

「んーおいしーよ」

「ほーう」

「みょうじちんにもあげるー」

「え、いや俺はむぐっ!?」

「おいしー?」

「……うまい」

「でしょー!」

「え、え?なにこれ微妙だと思ったのになにこれうまい!?ていうかほぼコンポタ!」

「ちなみにミルク味もあるよ」

「わお白い。ザ・ミルクだね」

「牛乳の味がするんだよね〜」

「てことは牛乳固めただけ!?手抜きか!そしてうめぇ!」

「あ、勝手に取んないでよ」

「すまん無意識だった。てか俺もビックリだよ。すまんかった」

「えーいーよ別に。おいしいなら」

「…ほんとごめんな」

「それ以上謝ったら捻り潰すから。それにみょうじちん反省してるんでしょー?」

「敦…お前大人になったなぁ!」

「んーそうでもないよー」

「そんなこたぁない!お前はもう立派だ!何も教えることはないよ…!」

「何も教わってないけど」

「ノッてくれよ」

「ごめーん」

「仕方ないなぁ、今回だけな」







「…お前らいつまでそこで駄弁っているのだよ。もうすぐ授業が始まるのだよ」

「緑ママーん」

「誰がママだ!」

「ミドチンかーさんお菓子ちょーだい」

「違うと言ってるのだよ!あと俺は菓子など持ってない!それから食べかすを溢すな!」

「…やっぱかーさんじゃん」

「違うのだよ!」









「混ざりてぇ…ソワソワ」

「混ざりたいッス…ソワソワ」

「動画は任せてください」

「写真は任せろ」




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