clap | ナノ

Clap

※デフォ名注意。


※パターン1

目が覚めたら暗い部屋で辺りを見回しても見知らぬ場所でわおなにこれデジャヴ?と思いつつ、部屋を出たわけだが出て案外すぐ変なものに出会うとかツイてない。ツイてない!
全力で走らないとまずいので全力で走ってるけどなにこれきつい。向こうもなかなか早いから腹立つ。あーこの曲がり角でギリギリまで引きつけて急いで曲がったら相手激突しないかな。つーかして。頼む。
そんなことを考えながら走っていると前方に人影。きゃーあぶなーい(棒)なんて言う暇もなく、本能的にまずいと思ったその時。後ろでぐちゃっと嫌な音がした。驚いて反射的に振り向くとなんとまあ、変なものが倒れてる。血つきとか、そんなオプションいらない。唖然とその様子を見てると、後ろから足音。しかもこっちに来るような音。
ていうかなにも考えなかったけどこれ振り向いたら敵の方だったとかそんなことない?ない?人影のように見えたのは幻覚で、実は…なんて展開!
ああちくしょうツイてない!
意を決してばっと振り向いてさっと後ずさる。これを一秒でやってのけた。反射神経だけは冴えてる…。
漸くまともにみた人影。いきなり振り向いたせいか、向こうが驚いた方に肩がはねた。

「あっ」

どこかの制服、普通の顔。人の顔。見た目は人だ…。手は少し伸ばされていて手でも置こうとしたのだろうか。

「…人?」

「人間?」

お互いが聞きあう。なんじゃこりゃ。
よくよく考えれば誰かいる、なんて考えてなかった。一人じゃなかった。安心した。そうだよ、なんで誰かいるって考えなかったんだろ。普通逆でしょうが。
私らの様子を見かねて変なものをやっつけたと思われるも話しかける。

「あんた一人?」

「そうです。…あ、お知り合いで?」

「そ〜。あと三人いるんだけどね」

この人もどこかの制服だ。見たことないから知らない学校の人だな。
前髪で目元が見えない。のに普通に歩いてきてる。邪魔じゃないの?すごいな。

「先程は助けていただき(?)ありがとうございま
した」

「い〜え〜」

ちら、と変なものを見る。…血溜まりはあるのに本体がない。待ってなにそれ怖い。辺りを見回す。壁と、どこかの扉と、廊下しかない。…え、消えてる?

「これ置いていくのもちょっとあれだよな?」

「んー?どうでもいいね」

「言うと思った。なああんた、嫌じゃなければ一緒に来い」

「…いいんですか?」

「大丈夫。なにも捕って食うつもりもないから」

人肉食うの?まずいからやめよう?
連れてこられたのは会議室のような場所。そこで眉毛が麻呂眉の人に出会った。どうやらこの人がここのボスらしい。私を見たとき一瞬だけ訝しげに眉を顰めたのを私は見逃していないぞ。

「…君、人間かな?」

さっきも聞かれましたね。

「そう。…初めまして。僕は花宮真。君は?」

「高尾鈴です。…年上ですかね?」

「高二だよ」

「じゃあ先輩ですね」

ずっと敬語使っていかなきゃいけないのかな。うへぇしんどい。
にしてもこの人胡散臭い。麻呂眉の人の後ろにいる人なんて寝てるし。呑気か。




っていう高尾妹でホラー第2弾。高確率で多分しない。多分。
この後共にしていくことで猫が取れたり、その他にも来ていたキセキたちと合流できたり。最初何話かは霧崎と一緒にいよう。ある扉まで行くとキセキたちと合流できる。

メモ:キセキ獲得校+霧崎
   廃病院か、廃洋館

もう一つあるけど、すごく、簡単です…。※書けてない。



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