(0101) ▼ セレブな赤司について

個人的なイメージだったんだけどさあ。ある意味皮肉。




『これは私の個人的なイメージであるけど、セレブなお坊ちゃんお嬢様っていっつもえらそーにしてて、尚且つ自分の自慢話やどうでもいい話ばっか。自分が不利な状況とかは“僕(私)のパパは”とか言ってだから何、みたいな話も飛んでくる。簡単にまとめちゃうと自分の力じゃ何もできない甘ったれ小僧。
その点、赤司君って全くそう言うのないよね。浮いてる感じも無く、自然に溶け込んでるイメージはある。自慢話も、父の話も、何も出さす正々堂々として、全部自分自身で勝ってる。すごいよねえ』

「そんなことはないよ。でもありがとう」

『そんな赤司君も好きだよ』

「他と違って?」

『うん』

「そうか。俺もそう言ってくれる堀田さんが好きだよ」

『あらありがとう。意外な言葉をもらっちゃった』

「それで?」

『ん?』

「返事」

『………うん』

「ふふ」


珍しく部活のない放課後で、夕焼けに照らされた教室で二人っきり。日誌を書く目の前は人は本当に綺麗で目が離せない




2014.01.01 00:00


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