(0101) ▼ 黒子と家族妄想2

『テッちゃん、私子供は2人くらいがいいな！』

「奇遇ですね、僕もです」

『一緒！でね、男の子と女の子の双子がいい！』

「それはちょっと難しいと思いますよ。でも双子もいいですね」

『そうだね』

「僕としてはまだ子供は欲しくないですけど」

『？どうして』

「もう少しマユと2人っきりがいいので」

『っ！もう、恥ずかしい！』

「恥ずかしがってるマユも可愛いですよ」

『やかましいわ！』

「マユこっち向いてください」

『今ほんとに見せれないから嫌…です』

「じゃあ無理矢理にでも、」

『…でも？』

「押し倒します」

『ごめんなさい向きます、っ』

「……いい顔ですね」

『っふ、振り向き様にそれはなしっ(この調子じゃ子供作れな…ん？待てよ)』

「いいじゃないですか」

『〜っ！その笑顔も声も反側！(逆に取れば子供作っちゃえばこんな恥ずかしいのしてくれなくなる…？)』


(それはそれで寂しいような、嬉しいような…)


(お幸せに)

2014.01.01 00:00