(0101) ▼ 赤司をぎゅってしたい

下心満載で抱きつきたい。(見た目)細そうなあの腰にただ抱きつきたい。(真顔)




『赤司君ぎゅーさせてください』

「なに急に」

『知ってますか。人間ハグするとストレスが3分の1減るらしいです』

「へぇ。物知りだね」

『ってわけでハグさせてください抱きつくんで!』

「来るな」

『嫌です!』

「そもそも急に何。君、ストレスとか感じるタイプ?」

『それなりにストレスだって溜まりますよ!私人間ですもん!』

「人間だったんだ。初耳」

『人間です!赤司君は神様かなんかかよこの野郎!』

「うわっ抱きつくなよ」

『言ったでしょう。ハグさせてくださいと』

「僕はなにもいいとは言ってないぞ」

『我慢の限界です。焦らしプレイか』

「ただ単に拒絶しただけだよ」

『それでも好きです!赤司君!』

「…もういいや」

『あー…さすが運動部だ。筋肉がすごい』

「…ねぇ、さっきから苦しいんだけど」

『えっ!?ごめん!』

「(素か…)」

『赤司君の匂い好きだから無意識にぎゅってしてたみたい…。マジでごめん』

「…謝るなら離してくれ。ここ学校。教室」

『でも休み時間!』

「…あと5分だけだぞ」

『ありがとう!』

「っ…苦し…」

※デキてません。




2014.01.01 00:00


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テーマ「人外ファンタジー」
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