(0101) ▼ 腐男子黒子と語る2

『黒子くんが羨ましい』

「なんでですか?」

『いつもいつも毎日おいしい萌えがそこにあるから!』

「そうですかね。でも毎日赤司くんが見れるのは幸せです」

『くぅ…っ!私にもおすそ分けしてほしい…!!』

「嫌とは言いませんが、具体的に何が欲しいんですか」

『…そりゃあ赤司くんの上半身…』

「それ僕が死んでしまいますから却下です」

『そーですか。あ、ところで○△さんの新刊読んだ?もう最高!』

「ガタッッ」

『え、どうした?』

「あ、あるんですか…!?」

『もちあるよー。一番乗りでゲットした!』

「!!ぜ、ぜひ僕に貸してください…!」

『…いや大切なもんだし』

「赤司くんの上半身の写真を撮ればいいんでしょうっ!」

『等価交換ね!今週末また会おう!』








「…緑間」

「…なんだ赤司」

「黒子と堀田は仲が良かったんだな」

「…そうらしいな」

「ところで緑間」

「なんだ赤司」

「なぜ俺の耳を塞ぐ。お前の声しか聞こえない」

「今日のラッキーパーソンは耳を塞ぐなのだよ」

「…それはお前自身にやれ」

「………それも、そう、だな…」



交換は見事達成しました。




2014.01.01 00:00


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