(0101) ▼ 黒子妹は兄にお願いした

黒子が妬んだ話。ある意味嫌われ話が少し含まれます。
内容ぶっ飛びすぎなのは書きたい部分だけ書いたからと言い張る。




『兄さんは愛されてます』

「…どうしたんですかテツナ」

『兄さんは…たとえ嫌がらせを受けていても、周りの人たちが勝手に動いてくれる』

「テツナ」

『私には誰も手を差し伸べてはくれなかった…ッ!』

「………」

『…温かい仲間のいるテツヤにお願いです。私の分もバスケを楽しんでくれませんか』

「テツナはそれでいいんですか」

『私がやればまた同じことが繰り返される。…何より今はバスケなんか見たくないんです。辛いんです』

「…テツ、」

『だから、テツヤ…お願いです』

「……わかりました。君の分も、バスケをします。楽しみます。でも、」

『…?』

「いつかまた戻ってきてください。そしたらまた一緒にバスケしましょう」

『…はい』




2014.01.01 00:00


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