(0707) ▼ hrakプラスまとめ2

1月から6月くらいまでのまとめ。オリジン組みが多め。爆豪くんと轟くんがいい勝負、な気がする



「学校やだー!かっちゃん、爆破して」「誰がするかよ」見た目そっち系なのに見た目と真逆にいい子ちゃん。私の本気か冗談かも分からないお願いを一刀両断する。本気でされたらされたで引くけど「つかてめェ毎度言ってんなや。うぜぇ」「いやあ〜長いこと休みがあると…ね?」「なにが“ね?”だ。言ってろ」どーせ明日になったら来るんだろ

「仕事やだー!かっちゃん、」「うぜぇ」「まだ何も言ってない!」学生の頃から長期の休み明けはいつもこうだ。夏休み、冬休み、春休み…毎度嫌だと言いながらなんだかんだ来ていた。卒業もして就職して、初めての長期休暇最終日にこれだ。予想はしていたが「んな駄々捏ねてんじゃねぇ。おら、準備しろや」「かっちゃん段々面倒って顔隠さなくなったね?今なんてもろ面倒くせぇって顔してる。もうちょっと優しくしよう…?」「それすると調子乗るタイプだろ」「かもしれない」「はあ…」
「次の長期休暇までちゃんと仕事したらどっか連れてったる。…だからちゃんと行けや」「!…〜〜っ行く!行き殺したる!から!かっちゃんも頑張ってね、約束!」「ハッ余裕だわ」
「つか真似すんなや!!」「どこに行こうかな〜」「聞けや!」

最初は一年頑張ったら年末どっか連れてったる、でした。だったらちょっとずつここまで頑張ったら連れてったる、からの一年に延ばしてくるかな、と思いつつ。仕事は全力で片づけ殺します
(※付き合ってない)



(バクゴー)
「あ、残りの仕事持って帰ってきたんだ。めずらしー」
「うるせ、先寝てろ」
「んー…見てる」
「ん…は?」
「ん?」
「……」
滅多に見れない事務作業をする姿。それを珍しげに横から見る。なんて贅沢でのんびりした時間だろうか。あの素の驚きに少しだけ笑いがこみ上げてくる。暫く見られたものの動く気はないと察したのか仕事に集中しだした。
ブルーライトカット用の眼鏡をかけて、パソコンと資料を交互に見ては時折打っていく。真面目な横顔と眉の寄ってない眉間…はちょっと見づらいけど。黙っていると本当にかっこいいんだから。こうやって横で見ているだけでも幸せだなぁ。
不意に眼鏡を外しこちらを見る。
「おら来い」
呼ばれたら行かないわけない。胡座をかく膝の上に座るとお腹と背中に温もりが服越しに伝わってくる。
「どうしたの?疲れた?」
「あー…視線がうぜぇ」
「ふふ、ごめんね」
「悪いと思ってねぇだろ」
「うん」
「てめェ…」
それきり黙ってしまって肩に頭が乗っかってぐりぐりされる。首にあたる髪がくすぐったくて片手を頭の上に置いた。
「進歩どーだい」
「8割」
「あと一息じゃん〜。コーヒー入れる?」
「ん」
行ってこいの如く解放され肩にかかってた重み、お腹と背中に当たってた温もりから離れてしまって少し寂しい。…から早く入れて戻ろう。



緑谷
昨日も一昨日も仕事で、明日も明後日も仕事だ。
「一週間出勤だよ…きっつ」
「たまに帰ってくるの遅いよね。残業?」
「うん…上司が嫌らしい時に押し付けてけることが度々…」
うんざりした様子で愚痴らしいことを吐く私にそうだ、と君は持ちかける。
「明日、どっちが先におかえりを言うか競争しない?」
最近どちらかが相手を出迎える、なんてことなかった。8割出久が遅くて残りが私。大体疲れて先に寝てしまうんだけど「いいね、競争」久しぶりに疲れ切った君に会えるかもと思うと少し楽しくなるある日の朝。
(どんな君だってこの目に焼き付けておきたい。)



とどろきと普通科のアホの子。(二人は中学からの知り合い)

「轟くん轟くん!」「どうした」「これ!チョコです!」「おう、いつも悪ぃな。…どうした?」「あー、あはは…轟くん、お蕎麦が好きって聞いてお蕎麦のチョコ作ろうかなって思ったんどけど」「おう」「周りに止められて作れなかったぁ…」「だろうな。周りの判断は正しいと思うぞ」


●続き

「お、いた」「轟くん!こんなところで会うなんて初めてだね!どうしたの?」「そうだな。これ、この前のお返しだ。もらってくれ」「わぁ!ありがとー!今年は何だろ〜?いつもセンスいいから毎年のお楽しみなんだ〜!」「そうか」「今見てもいい?」「ああ」「…お?おお?なにこれ?あ、キャラメル?」「生キャラメル、というやつだ。同じキャラメルだし通ると思うが…」「ん?なに?」「いや。口に合うといいな」「大丈夫だよ!轟くんがくれるもの全部おいしいから!」「…そうか」「来年こそはお蕎麦のチョコを「それはやめてくれ」えっ」
キャラメル…あなたは一緒にいると安心する人



みどりやとクールな子

「はい、緑やくん」「え、なnえっ!これ僕に!?も、もらっていいの!?」「ダメなら渡さないでしょ」「そ、そうだね、ありがとう。…あのさ、これって」「世間ではバレンタインだというけど」「う、うん」「…これについてはご想像にお任せするわ」「…!!」
「だから一ヶ月後も好きにしなさい。期待しないで待ってる」「…期待、しててください」


●続き

「緑やくんそわそわしすぎじゃない?」「そっそんなことは…!」「…ホワイトデー?」「へぁ!?」「図星か。好きにしなさいとは言ったけど律儀ね」「あはは…でもいらないとは言ってなかったから」「そうだっけ」「うん、期待しないで待ってるって。だから返しにきました」「真面目ね。ありがとう。受け取っておく」「僕の気持ち、受け取ってください」「…?」
「マカロン…とバームクーヘン?二つ?」「あ…嫌いだった…?」「嫌いじゃないわ、好きよ。でもチョコ一つに二つもらうのはさすがに気が引けるわ」「いいんだ。もらって、僕の気持ちだからさ」
マカロン…あなたは特別な人
バームクーヘン…あなたとの関係が続くように




「かっちゃんドーナツあるよ!食べたい、いい?」「はあ?ンな甘いモン誰が」「かっちゃんはコーヒーでも飲んでて」「あ゙ぁ゙?てめェの言うことなんか聞くか。…どれにすンだよ」「これとこれ、これもいいなぁ…かっちゃんは何にする?」「ん」「(私が悩んでたやつ…)」「行くぞ」「うん!」「…やっぱあめぇ。やるわ」「えーおいしいよ?」ってかっちゃんとドーナツ食べるデート。
彼女ちゃんが悩んだやつ選んで一口食べてテキトーな理由付けて食わせる、みたいな。彼女ちゃん食べ過ぎを気にして選ばなかったけど、かっちゃんがくれるから勿体ない精神で食べる。確信犯。行くぞの辺りで会計済み。



ちょっと疲れた様子で無言で抱きついて「明日からまた頑張るから…」って言ってみた

緑谷「いつも頑張っててすごいね。でも無理は駄目だよ」ぎゅって仕返してくれる
爆豪「…おう」察して無言で頭ぽんぽん、からのでこちゅー
轟「お。…頑張りすぎんなよ」優しくぎゅって返す
飯田「無理はいけないぞ○○くん」たまたま持ってた甘い物とかくれる
上鳴「俺も明日から頑張るー」便乗してぎゅー、しながら頭撫でてくれる「お疲れさん」
切島「いつも頑張ってるの見てるからな。頑張りすぎんなよ」頭ぽんぽんしてぎゅってしてくれる

上鳴くんここで内心「触れ合いチャーンス!」とか思ってたら笑ったなって思ってごめん。でも元気でるやつだからありがとう
なんだかんだみんな甘やかしてくれる。ぎゅーでもちゅーでも、両方でも



「したい」

したいってまじめに言うかっちゃん
してぇって欲情した目で言うかっちゃん
すんぞって押し倒してくるかっちゃん
または、
したいって真顔で言うかっちゃん
してぇって恥ずかしげに言うかっちゃん
すんぞってゴム咥えてるかっちゃん

どれがお好み?



爆豪「うるせぇさっさとやれ」
仕事は持ち帰らない。残業はできるだけしないよう心がける。もしする場合は連絡すること。飲み会は予め決めてから。急な飲み会は避けること。これらは同棲する時決めた大事な約束の一部。お互い危険な仕事なためにもしもがあっては困る。そして同時に出来るだけ二人の時は一緒に過ごす。特に何もない日常を二人で。……ちゃんと決めてたんだけど。
「おいコラ」
「ごめんって」
私は今日仕事の持ち帰りをしてしまった。言い訳ならする。これは今日中に終わらせなきゃいけなくて、残業…紛いの事もしたけど間に合わず。ならさっさと終わらせときゃいいのにって君は言うけど今日の昼渡されて締め切り明日だから!と言われた私の気持ちの少しは分かってほしい。しかもその後出動命令が下りて現場で君とも会えたでしょう。終わった時間も戻れた時間も大体予想はつくと思うけど。戻って急いでやってたけど半分も終わらなくて、今の現状だと半分超えたあたりだと思う。一つだけ愚痴を言うならこの日まで放置していたあいつが悪いと私は思う。できれば殴りたい、グーで。
「はあ…」
私の熱弁も落ち着き彼は深い溜息を吐いた。それでもイライラしてるから怒られるか、と身構えていたところすとんと私の後ろに座った。
「え」
振り返ると足の間に座らせるような形で調整するもんだからそのままじっと見つめる。視線を鬱陶しく思ったのか、彼は小さく舌打ちして私を前に向けさせた。
「やんだろ。…待っててやるから、さっさとしろ」
彼の貴重なデレにきゅんとして体が震える。約束破ってしまったというのにこの優しさはとてもありがたい。どうせ後で何か来るんだろうけど今この時が嬉しいから甘じんで受けよう。
「…ありがとう」
そういうなり再び作業へと入る。この優しい人のため、後から来るであろうそれを少しでも軽減させるためさっさと終わらせてしまおう。そうすれば、この後二人でいろんな話ができるもんね。
「事務所やめるか」
「独立するの?」
「てめェもやめろ」
「えぇやだよ、お金ないし私そこまで名前が知られてるわけじゃ……"も"?」
「事務所作ったら来い。それならいいだろ」
「…ふ、不束者ですが…」
「今じゃねーよ」
それはどういう意味だろう。



「爆豪くん甘いのいける?」父がお菓子作りが趣味でよく作ってもらっては食べてて時々お手伝いもしてたし、父からも手は良いと褒められてたんだ。…それでね、私初めてお菓子作ったの。なんでお菓子かって?ケーキはきっと皆が用意してくれるから「あとで感想聞かせてね」…悪くねぇ



連れていかれそうになる夢を見た。結局最後まで起きなかったけど気分は最悪だ。なんとなく今日夢でねって話してみた

緑谷「なんか怖いね。手繋いで寝る?」目は本気
爆豪「はぁ?連れていかせるかよ」離れてくれない
轟「一緒に寝るぞ」問答無用

結果として一緒に寝る



ゲーム詰んだ!代わりにやって!とお願いしてみた

緑谷「え!うん!や、やってみるよ」詰まったり、ボス戦とかブツブツ言い出す
爆豪「ンなのもできねーのかよ」完全コンプリート
轟「どうやってやるんだ?」一緒にクリアする



轟くん、指輪選ぶときに大体を覚えてて店員さんに「サイズいくつですか」って聞かれて「これくらいだ」って親指と人差し指で円作って伝えそうなところあるから店員さんが苦笑しながらも丁重に対応して無事彼女の指のサイズのやつが買える



子供寝かしつけてる最中自分も寝ちゃって起きたらいい匂いがして見ると仕事終わりの夫がご飯を作ってくれてた。顔出して「おかえり。ごめんね、ご飯…」寝ちゃってた…と謝ると「お互い様だろ」って言う勝己。責めるでもなく注意するでもなく分かってくれてる旦那。この人で良かった



学生の頃、当時付き合ってた彼氏に腕時計をあげたことがある。はしゃいで喜ぶようなタイプの人じゃなかったけど喜んでくれているのは見てて分かった。その後足枷になりたくなくて自分から離れた。テレビにその時の彼が映ってて普段の仕事の時とは違うカジュアルな服装。バラエティに出ている姿を珍しげに見ていると、腕にはあの腕時計が。まだ持っていてくれたことに嬉しさと寂しさと、愛しさが溢れる。ねえまだ君は私のこと想ってくれてる?そうだと、いいなぁ

↓派生2つ
学生の時、付き合ってた女がいた。そいつは卒業と同時に枷になりたくないと自ら離れていった。贈られた腕時計は大人になった今でも捨てられずにいる。…何が枷になりたくねェだ、もう手遅れだわクソ。こうなったらどんな手を使ってでも必ず見つけて、そんで… どうしてくれようか

学生の頃付き合ってた彼女からもらった腕時計。卒業と同時に彼女とは別れてしまったがまだ俺はあいつが好きだった。そのためかもらった腕時計はいつも大事にしている。もしまた会えたら言いたいことがあるんだ。言いたいことは多くて一つに纏めれないが ああ、会いてぇな




2018.07.07 12:07


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