(0501) ▼ 何処で使えるか分からない台詞/turb

鶴丸
「鶴はの白さは雪に埋もれそうね。探すのも大変そう」

「そうかい?んじゃいっちょ紛れてみますかね」

「ん…鶴の好きなことには絶好の背景だわ」

「えっ」


「フードかぶって雪の中にいると…うん、なんかあれだね」

「ん?なんだ?」

「いやぁ気にするな、気にしちゃダメだぞー」

「そう言われると気になるってもんだ」

「えー」

「とか言って言ってくれるんだろう?」

「くっそ読まれてる」

「言いたくて仕方ないって顔してるぞ」

「そこまで読まれてる!?ああもうしょうがないバレてんならしょうがない」

「悪役みたいな台詞だな。それで、なんだ?」

「鶴丸がさー…あ、これ聞いた後気を悪くしない?」

「まずいものなのか?」

「私は別に…や、でも鶴丸が…ぶつぶつ……」

「…それで?」

「んー。鶴丸がフード被って後姿見ると白無垢姿みたいだなって」

「…へぇ」

「それで、雪の中にいたら雪の日に結婚式してるみたいでなんか綺麗だな、と」

「……」

「気分悪くしたらごめんね…?」

「これはあまりいらない驚きだな…」

「あ、鶴丸が嫁なら旦那は私がいいな!」

「それもいいな」

「え」



獅子王
「ししくんー」

「どうした主?眠いんか?」

「そうなのー。ちょっともふもふくれぇー」

「ははっ。いいぜ。こっち来いよ」



山姥切
「綺麗だよ、やまくん」

「…綺麗とかいうな。俺は、」

「何言ってんのやまくんは綺麗よ」

「俺は写しだ。写しの俺にそんな言葉はいらない」

「写しと言われてもアンタが映した本物は知らないから何も分かんないよ。例えそれがどうあっても…私はやまくんがいいなー」


(鍛刀にて)
「山姥切国広だ」

「ほう…山姥、」

「…何だその目は。写しだというのが」

「山姥くん綺麗だね!布取っちゃいなよ!さあさあ!!」(ぐいぐい)

「なっ!?おいやめろ!俺は綺麗なんかじゃない。俺にはこの布がお似合いなんだ!」

「……ふぅん?」

「(なんだあの笑みは)」

〜次の日〜

「おい主!なんだこれは!」

「あらおはよー。うふふ、洗濯したのよ」

この後めちゃくちゃ口喧嘩した。



加州
「こんなボロボロじゃ、愛されっこないよなぁ…」

「きよくんんんんんん!重症って聞いたよ!?大丈夫!!?」

「あ、あるじ…っ」

「己許すマジ。雑魚のくせにきよに傷など…いい度胸ね…」

「……いで…」

「ん?」

「お、俺を捨てないで…っ」

「え、きよ?」

「ちゃんと綺麗にするから、だから、っだから!」

「何言ってんのきよ」

「っ!」

「捨てるわけないでしょ。あといつも思うけど綺麗だから愛してるんじゃなくて、愛してるから綺麗に着飾ってるし、いつも傍に置いていつも頼ってるんだよ。そんなことも分からない?」

「ある、じ…」

「ちゃんとその頭に入れておきな。愛してるから大事なんだってこと。…折れなくて、本当に良かった」

「あるじいいいいい」



多数
『じじい来ねえ!!』

「主落ち着いて」

「俺らも頑張ってるから。主、」

『じじいはよ来い!!』

「あ、第一部隊が帰ってきましたよ!」

「ただいまー」

『あーおかえりー。怪我人はいない?軽傷でも手入れ部屋行けよー』

「なー主ー」

『んー?』

「さっき敵を倒した後にこの人が迷子になっててなんとなく連れて帰ってきたんだけど。大丈夫かな?」

『んー?……ん!?小狐丸!?』

「え?」

『じじいじゃなくて狐が来おったぞ!!』

「…こいつは驚きだねぇ」

「??」


(…っていうログでした)




2015.05.01 18:27


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