(0424) ▼ 鶴丸と桜

「驚いたな…こんなところに桜の木があったとは…」

遠征先でたまたま見つけた一本の枝垂れ桜。それはとても大きく、恐らく俺たち刀くらいの年月を過ごしてきたと見える。立派なものだと見上げていたら風鈴の音に似た金属音と、それとよく似合う声。

『驚いた。人…いいえ、神様がくるなんてね。ここもそろそろ終わりかしら?』

声は上から聞こえ、辿るように見上げた。声の正体を見つけるのにはそう時間はかからなかったが、その姿に目を奪われた。
この桜と同じような桃色の衣服に、それとよく似た桃色の髪。顔はこの距離じゃよく分からないが、声からして恐らく少女と呼べるくらいだろう。そんな子が何故ここに。と疑問も浮かぶが、はて、彼女は先程なんと言ったか。

「こりゃ驚いたな。まさか人がいるなんてなあ」

『やあね神様。私人に見える?』

「…すまん、冗談だ」

『あはは!正直な神様ね!驚きだわ!』

木の枝に座りながらこちらを見下ろす少女は酷く楽しげで、そんな彼女を近くでみたいと思うと同時に目の前の木に手を伸ばしていた。




ていう感じで鶴丸さんと桜の精みたいな子。テレビに映った枝垂れ桜見て思い浮かんで「私天才きたこれ」と寝てない頭で考えました。

細かく考えてない桜の精のスペック的なもの。

・桜から生まれた妖精みたいなもの。刀で言う付喪神。でも神様とかそんなではない。
・元は人の思いから出来た、多分思念体って奴。別の言い方があったような気がするけど思い出せません。
・元は人の思い、とか言いつつ、実は刀の欠片が木に入ってるとか云々。戦いで一部欠けて、その欠片がたまたまこの木に刺ささり、次第に思いと元々あった付喪神のあれこれで生まれた。

・自分で書いててアレだけど、何言ってるか分からない。
・夜更かし&寝てないせいという事にしておいてください。
・鶴丸さん口調ちょっと変でしたね。すみません。

彼女がやたら「驚いた」を使うのは、ちょっとだけ鶴丸と関わりがあるんだぜとかちゃんと出来てない頭で言ってみる。



別名桃色鶴丸。
(見てみたい)




2015.04.24 18:26


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