(0911) ▼ スキキライ赤司

※ボ○ロ曲イメージ、と言うかそのまんまです。苦手な方はUターンです。




「好きだ」


私今日、初めて告白されました……。



『ハッ!!』


午後の授業の終わりを告げるチャイム音。気付いたときには教師はいなかった…。待って告白が衝撃的すぎて全く授業聞いてなかった…!くぅ…っ、後でさつきちゃんにノート見せてもらおう。
さっきも言ったとおり、私は人生初の告白を受けた。相手は学校では知らぬものはいない、あの赤司征十郎と言う人物だ。成績優秀、容姿端麗、何をやらせても完璧なあの赤司征十郎だ。
あの人との接点はほとんどないが、強いて言うならバスケ部繋がりということか。私はマネージャー、彼は選手。しかも私は三軍のマネージャーだ。一軍にいる彼とはほとんど喋ったことはない。のに告白!どういうことだよ!
しかもしかもね?告白を受けて返事に困ってると「返事はいつでもいい。但し、はいかイエスだ」だよ?どっちもOKじゃん!どういうことだよ!(二回目)
このことがずっと頭に残ってて授業聞いてなかったとか馬鹿じゃないの…。さつきちゃんにも相談できないや…はぁ。





あまり話したことのない女子生徒に人生初の告白をした。やはりというか戸惑っていて、中々答えてくれなかったから、返事はいつでもいいからはいか、イエスと言えと言ってしまった。まあどちらにせよ、言い答えを期待しよう。めざせ結婚。となると子供は子供は三人くらいほしいな。


『あ、赤司くん…』


僕を呼ぶ声がして振り向いたら今考えていた女子生徒、堀田がいた。告白の返事かな、とも一瞬思ったがどうやら違うらしい。少し残念だ。


『これ、監督から赤司くんに渡せと。急ぎだったみたい。…あと、それから…』


突然黙りこくってしまった堀田。どうしたんだと待っていれば頬が少し赤いことに気が付いた。これは告白の件だろうかと、自分なりに解釈した。


『何で私なの?あんまりその、仲良くないし、話したこともないし……』

「好きになった子が堀田だった。それだけだ」


それだけ言うと今度は俯いてしまった。おや?と顔を覗くと先程よりも赤くなっていた。それから『どうしてさらっというかな…!』とも。はて。


『っ、そもそも私たちまだ中二だよ?付き合うとか…いやというか告白とか、もうちょっと互いを知るとかさ…』


それは僕を振ろうとしてる発言かな?だったら許さないよ。


「言葉が少なかったね。要は僕の一目惚れだよ」

『ひ、一目惚れ…』

「そうだよ」


そういうとまたまた顔が赤くなり、更には耳まで赤くなっていた。不慣れなのか、可愛らしい。やっぱりウエディング以外ないよな。そうだな、住むなら…――。


『あっ部活!が、頑張ってね!!』


待って、の声も聞かず早足で自分の持ち場へと戻って行ってしまった堀田。
今度話す時はもう少しちゃんと話したいな…。



ていう短編を考えてたんですけど…。
ちなみにこれで一番のサビ手前です。これから「恋してみたいわ ふわふわと〜」のところなんですけど飽きました。
…余談なんですけど「タって グって ソっと ヌいて 賢者になってみても」のところ。どうしましょう、ねえ赤司くん!!?




2014.09.11 15:47


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