藍と翔と時々唯と | ナノ









数時間後俺はラボから出た。話ている途中でたまたま音也からメールで緊急集合と言うので仕方なくしていされた公園まで行くことになった。ホントはもっと藍と話をしてたい。素直にそうおもえた。そして藍に『またねっ、ショウ』と言われて別れた。





「ったく、緊急集合って…」


「あ、もう翔遅いよ」


「というか…すぐに来れるもんじゃねぇー!」


「翔、聞きましたか?文化祭のこと」


「ああ…、なんとなくは。どこかしらのアイドルが来るってことくらいは」


「それに今話題のシャイニング事務所のアイドル四人と小傍唯ちゃんが来るんだってさ」


「へー、…………って!えぇー!!!!」


「唯ちゃんか。生で見れるとか感激だな。人気アイドルだし!俺、サインもらっちゃおっと」


「あのレディはなかなかだと思うよ。俺のクラスの男子も結構人気あるみたいだし」


「確か俺たちのクラスもだ。あと女子はシャイニング事務所のアイドルが人気だけどな」


聖川ナイストスだ!シャイニング事務所と言えば藍を筆頭に人気アイドルばかりでイケメンばかりだからななんて思っているけど決して口にせずみんなに合わせるつもりでいねぇと…


「そのシャイニング事務所のアイドルって誰が来るんだ?」


「寿嶺二、黒崎蘭丸、カミュに美風藍です!」


「わぁー、人気アイドルじゃないですか!うちの学校もなかなかやりますね」


ちょっと待て。いま美風藍って言ったよな。まさか、ちょっと待て。あの、あの藍が、藍が来るって…!!!


続く










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