「名字、シャツしまえ」
「はい、すいませんでした」
「坂本は頭どうにかしろ」
「アッハッハッハ…そりゃどっちの意味じゃ?」
「両方だドアホ」
「高杉はシャツしまえ。てかなんだその色、ボタンちゃんととめろ」
「………………。」
「先生、晋助を責めないであげて。滲み出る色気がしまいきれないんだよきっと」
「ふざけんな殺すぞ」
「坂田はネクタイするならぴしっとしろ。あとその死んだ魚の目を今すぐやめなさい」
「先生、これは生れつきなんで。ネクタイは直すんで目だけは勘弁して下さい」
「フハハハハ、情けないなお前ら!俺を見よ!この完璧な優等生ルッキング。これはもう非の打ち所のない…」
「桂、ヅラとれ」
「なぜだ!?これは自毛です先生!」
「何が優等生ルッキングだバカヤロー。おめーも怒られてんじゃねーかヅラ」
「ヅラじゃない桂だ!」
「ハッ、ざまァねェなヅラ」
「いや確実に晋助が一番の問題児だからね」
「なんじゃその真っ赤なシャツは、返り血か!」
「ボケが雑!」
「だいたい高杉よー。なんでオメェ毎日毎日眼帯してんだよ。かっこつけですかコノヤロー」
「うるせェ天パ」
「そうだぞ銀時、高杉だって隠したい目の一つや二つあって当然だろう」
「いや隠したい目の一つや二つってなんだよ」
「どーせあれっしょほら、ものもらい長引いてるパターンでしょ」
「アッハッハッハ、高杉は病気持ちぜよ」
「いやだわーどこぞの女から拾って来たのかしら(桂裏声)」
「………殺すぞヅラ」
「ねえ、俺の話聞いてる?」
「「「「反省文は書きません」」」」
「いや話ちげーよ」
服装違反常習5人組
「だって先生、真面目に制服着てる晋助なんて痛くてみてらんないでしょ?」
「オイ、どーいう意味だ」
「確かにな…」
「お前もか」