「やっほーい!」
「なんだラビか」
「反応うっすーい!」
「もう見飽きた」
「………死にたい」
「え、ラビ死ぬの?ラビ死ぬの?」
「何でちょっと嬉しそうなんさ」
家がお隣のラビは昔から家族ぐるみの付き合いで、1個上の先輩だけれど普通の友達みたいな感じだ。
「ほんで、アレンとはどうよ」
「わざわざそれ聞きにきたの?」
「いえす!」
「…うわ…きも」
「え、なにその目!やめて!やめてさ!いーやあぁあぁあ」
「ぶはっ、はは、は、は」
(やばいコイツ面白い)
「ひどいひどいひどいひどいひどい」
「ねえラビ、あたし風邪ひいたかも」
「あれおかしいな俺への謝罪の言葉は?」
「顔熱くなるしね、心臓痛くなるしね、泣きたくなるしね、変なんだ」
「うんわかったさ!お兄さん今なら特別に許しちゃ…」
「アレン見てると」
「………………。」
「…………………。」
「ええええええ!」
「うわラビうるさっ」
「え、まじでまじでまじでまじで?」
「だから今日部活休むね」
「は?」
「だから、病院行かないと」
脱力感
「え、馬鹿なの?馬鹿なの?」
「少なくともラビよりは馬鹿じゃない」
(馬鹿だ……!)