◎登場人物(無駄に多いですが…！！)


●西野 優羽(主人公)
西の大陸を統べている「星冠都市ダイア」で暮らしていた、四君子の菊。
裏表のない性格で、珍獣から人に至るまで理解しようとする心を忘れない正義漢。
大道芸人として、いろいろな土地に出向き譲歩を聞き出している。芸を見せるときは、蝶の仮面を目のところにつけている。
ちょっと行ってくるの一言で長旅しちゃう系うっかりさん。
通称、ゆう君、きっくん、きーちゃん先生。

●北村 由希
北の大陸を統べる「勇力都市ハート」に住んでいる。通称「ゆっきー」
四君子である優羽に対しても気さくな態度で接する少女。周りの人達を大切にしている。自分の都市について、考えが合わなくて悩んでいる。
身長が高く、珍しい髪色をしているので、かなり目立つ。
●
あっちゃん
南の大陸を統べる「花天都市クラブ」の補佐官として過ごしている、黒髪赤目の女性。
あっちゃんというのはどうやら愛称らしく、なぜか本名は名乗りたがらない。
自分の信じたものを貫き通す、真っ直ぐな性格。

●東堂 源輝
星冠都市のストリートで出会った、どこか気品のある青年。だが眉間のシワが取れる日がない。
優羽と出会ってから、行動を共にすることもあったり、なにかと助けてくれる。
本人曰く、戦闘は専門外らしいが、発言と行動力はやけに男前で紳士的。


●虎臣 白夜
西の大陸を統べている「星冠都市ダイア」の賢帝。「大帝」と呼ばれている。おおらかな性格であり、都市の平和が一番だと思っている。評判もいい賢帝。

●雀部 朱理
南の大陸を統べる「花天都市クラブ」の賢帝。「女帝」と呼ばれている。音楽がないと生きていけない人。あっちゃんを頼りにしている。

●武関 玄眞
北の大陸を統べる「勇力都市ハート」の賢帝。「聖帝」と呼ばれている。歴代の賢帝の中で飛び抜けて才能があり、一気にハートの力を押し上げた人物。賛否両論だったりする。

●竜峰 青也
東の大陸を統べる「水鏡都市スペード」の賢帝。「皇帝」と呼ばれている。本人の技術も高く、警備に力を入れたのはこの人。頭がよく回るので、信頼も厚い。

●火燐
七座の第一章。クラブの隣にある小さな町を治めている。貴重なクラブと交流していた町のため、よくクラブに訪れる。ちなみに宮座で株座ポジション。

●焔真
火燐の右腕的存在。火燐を守るために常に一緒に行動している。頭も良く知識も豊富。心強い存在。

●彩兎
火燐達と同じところに暮らしていたが、宮座の調査でハートへ。火燐と一緒でないことに不満。やる気があまりない。毒舌。

●輝
これまた火燐達と同じところにいたが、宮座の調査でハートへ。まともに仕事をしない彩兎に日々苦労している。努力家。人当たりはいい。

●水憐
七座の第二章。火燐と双子の兄弟だが、スペードの隣の町で過ごしていた。スペードの警備に手助けもしている。宮座の株座でもある。

●豪波
水憐の右腕的存在。自分より水憐を優先する節がある。頭脳はあまりいいとは言えないが、力はかなりのもの。

●音雲
ダイアで働く歌姫。ダイアのオペラではプリマドンナだったり、他にもサーカスに呼ばれたりしているかなりの有名人。

●羽鳥 桜嵐
ダイアで人気の花屋の店主。優羽と同業仲間という感じで、優羽に花を譲っている。たまに情報をくれたりする。

●狸珀
七座の第三章。宮座で株座。スペード寄りの町在住。元ヤン。ただし禁句。

●李奈
狸珀の妹。宮座に所属。まだ新人だが仕事はきちんとこなす。

●紅煉 狐紀
ダイアで音楽活動をしている。技術はかなりのものであり、人気のミュージシャンである。

●天川 奏架
ハートで働く研究員。頭脳明晰であり、いろいろな開発をしている。

●紋
七座の第五章。クラブを医学的に支えていた町。あまり表には出てこないので、七座でも知っている人は少ない。

●酉海 十知
ダイアで働くカメラマン。優羽とも色々と話したりしている。

●中頭 黄蘭
中央を統べる「悠遠都市ジョーカ」の賢帝。「天帝」と呼ばれている。いつもはへらりとした表情だが、それは表の顔…だとか。

●藤原 紫恩
七座の第四章。ジョーカと関わらなければやっていけない、貧しい町出身。今はジョーカで黄蘭の補佐として過ごしている。