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いや私も反撃開始だッ!って言ったよ?光ったメロンみたいなスタンドの技をなかったことにして一気にラッシュ決めるお兄ちゃんと一緒に私も殴ったよ?けどこれは…
「やりすぎたね…」
血を吹いて倒れた花京院の傷をなかったことにする。これ放っておいたらやばいもんあり得ないくらい血でたもん
ついでにお兄ちゃんの傷もなかったことにしておこう
「うるせーやっちまったもんはしかたねーだろ」
なんてことないように言うお兄ちゃんは流石と言うべきかなんてゆーか…
騒ぎが大きくなる前に学校から抜け出し家に向かう途中、お兄ちゃんが尋ねてきた
何故先程の傷はなかったことにできて、今朝の傷はなかったことにできないのかと
「あのね、私の能力にはいくつか制限があってさ。その一つに制限時間があるの」
「制限時間だと?」
「そ。事象をなかったことにするには制限時間があって、それを過ぎた事象はなかったことにはできないの。今の私だと3分が限界なのさ」
「随分短いな」
「他にも死をなかったことにはできないとか情報が少ないと完全になかったことにはできないとかあってもう使い勝手が悪いね!」
<使い勝手悪くてすみません…>
「わああワンドちゃん謝らなくていいから!ほら、使い方次第では強いんだから!落ち込まないで!」
<すみません…>
「オーノー!!本気で落ち込んでる!?」
「馬鹿やってねーでさっさと帰るぞ。こいつからDIOのことをしゃべってもらわねーといけないからな」
「はーい」
いまだ落ち込むワンドちゃんを消して急いで家に向かう
ごめんねワンドちゃん、あとでゆっくり話し合おう!!
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