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-成田新東京国際空港-
「パパ!ここよパパ!」
「おじいちゃーん!」
「ホリィ!咲子!」
こっちに気付き駆け寄ってきたおじいちゃんは私にキスと軽いハグをするとお母さんと熱い抱擁を交わす
いやあ、いつ見てもアツアツですね
「よくきてくれたわ!」
「わしはひとり娘と孫娘が困っているなら地球上どこでも24時間以内にかけつけるつもりヂャ!」
「あはは、ところでおばあちゃんは?」
「ブーたれてたよ。でもスージーのやつにはジョースター不動産会社の社用旅行といってあるキヒヒ」
そうなんだ。…ところで二人はいつまで抱き合ってんだろう
離れるどころかいちゃつく二人に周囲の目が向くのは明らかで
「おまえら何見てんだよッ!」
やっと気付いたおじいちゃんは本題に入る
「承太郎はたしかに悪霊といったのか」
その言葉にお母さんは手で顔を覆い肩を震わせる
「ああ!なんてことッ!承太郎ッ!
そうよ、おまわりさんたちには見えなかったらしいけどあたしには見えたわ…。別の腕がみえてそれで拳銃を…」
「他の人の目には見えないのにおまえには見えたのかい?」
「ええ…」
「咲子、おまえは?」
「私はまずお兄ちゃんが出してなかったみたいだからね。いや、見せてたけど見えなかっただけかも?」
「そうか。承太郎は最近取り憑かれたといってるらしいがおまえたちにも異状はあるのかい?」
「私にはないよ」
あったら大興奮間違いなしだね!
「あたしにもないわ。でも承太郎は原因がわかるまで2度と牢屋から出ないっていうのよ!」
「おじいちゃん、なんとかできそう?お兄ちゃんも心配だけど、このままだと看守の人も同じ牢屋に居る人も可哀想だよ。あの人たちストレスで胃に穴が空きそうだよ」
「よしよし、可愛い娘に孫よ。このジョセフ・ジョースターが来たからには安心しろ!まずは早く会いたい…我が孫の承太郎に」
指パッチンして合図をするとおじいちゃんは歩きだした
後ろからやってきた人はおじいちゃんの知り合いかな?
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