「まじか!!じゃあハルは今年は絶対学校サボられへんな」 「………さいあく…」 「…………で、Cクラスの担任は誰なんだ?」 辰巳は、ハルと悠美の話はあえて聞かなかった事にし、真里亞と菜月に話を振る。 「んぉ?んーっと……あ、レッちゃんだ!」 「それほんまか真里さん!………良かったぁ……」 「んにゃ?どうしたの、なっつー」 「いや、熱血きょ…間違えた。……鈴木先生じゃなくて良かったなと思て」 「ああ!なるほど!」 「で、僕様んとこは誰なん?」 「いや、それが…跡部って先生、知ってるか?」 「……?誰やそれ?真里さん知ってるか?」 「いや…知らなーい」 すると、突然横やりにハルが入ってきた。 「…さっきバ会長様が言ってた新しい先生じゃない…?」 「…あ、そっか……そうやったな」 「にゃるほど!そうゆうことか!さすがハルちゃん!」 「どういたしまして」 と、5人が話をしていると、放送が入った。 内容は、新任の歓迎の儀があるので体育館に集まれとのこと。 「…歓迎の儀だって…」 「………行くか。」 「そやな。」 「俺らのクラスは誰か知ってる子とか居るかなー…」 「一人くらいはいてほしいよねっ!」 5人は放送室を後にし、体育館へと向かった。 [*前] | [次#] [戻る] |