そしてハルが悠美と菜月を落ち着かせながら話始めた。


「えっと、菜月ちゃん、さっきの質問だけど…」



「ん?何や?」



「ハルは可愛かったら何でもいい訳ではないよ。」



「えっ?………じゃあ何が…」


「年下なこと。」



「…へ?」



「可愛くて年下なのが大事。」



「…………あ…そ、そうか…」



ピリリッ―ピリリッ―


と、急に全員の携帯の着信が鳴った。




「お、クラス発表だな!」


「皆で一緒になれるかなぁ……?」


「さすがにそれは無理ちゃうか…?」


「分からんぞ〜?うちは皆一緒は嫌やけど。特にハル。」


「残念だなぁ…。ハルは悠美と一緒が良かったよ……」




5人はメールを確認する。




「あ、俺Cクラスや」



「え?あたしもだおっ!」


「おー、うちもや」


とりあえず真里亞、悠美、菜月はCクラス。

そしてハルは…


「………ふふ…」


「ハ…ハル…、お前何クラスや?」



「………非常に残念だけど、Aクラスだよ。」


「まじでか!?よっしゃあああああ!!」



「チッ……」



「あ、ねぇねぇ、旦那は?」


「僕もAクラスだ。ハルちゃんと同じだな。」




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