※会話文
「これは…非常にまずいことになった」
「イタチ、…まさか」
「この間の健康診断で、血糖値が僅かに上昇していた…どうしようサスケ」
「やっぱりな、っておい!これどう見ても"僅か"じゃねえだろ。むしろ"だいぶ"だよ」
「あれだな、自分で検査したせいで余計にダメージがきたというか…。こんなことになるなら大人しくサスケに任せれば良かった」
「…まあ、これに懲りたら暫く甘味はストップな。後でロッカーの中の菓子は没収するから」
「サスケ…オレから幸せを奪う気か」
「んな目で見ても駄目だ!それにこれは、アンタの為でもあるんだぞ」
「そうか…わかった。すまない、ちょっとお茶を飲んでくる」
「(…えらくあっさり退いたな…ん?お茶…って)水月!今すぐ休憩室行って、室長の土産回収してこい!」
「はあ?なんで急に」
「っ!もういい、オレが行く」
「あっ、サスケ!…何あれ。一体どうしちゃったワケ?」
「イタチのことが心配なんじゃないか?」
「ったく、救いようのないブラコンだな!(ルーチン中のクールなところと、イタチが絡んだ時の世話焼きっぷり…このギャップたまんねェー!)」
***
「アンタ…全然反省してねえだろ」
「そんなことは……ない」
「その間が証明してるじゃねーか!…はぁ、頼むからそいつを渡してくれ」
「無理な相談だな。栗饅頭がオレに食べてほしいと囁いてる」
「見え透いた嘘はやめろ。……菓子ならオレがやる」
「?お前こそ、見え透いた嘘は…んっ」
「こっちの方が甘い、だろ?」
ポッキーネタは芸コンでやったので、兄弟には臨床検査の日ネタをやってもらいました〜。あんまりそんな感じしませんが;白衣いいよねロマンだね…!
12.11.11