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 眠れぬ夜と月灯

※会話文



「兄さん、」

「どうした、サスケ」

「あのさ…今日、一緒に寝てもいい?」

「!ぶっ(飲んでいたお茶を吹く)な、何でだ」

「昼寝してたら怖い夢を見たんだ…。それに、今日は父さんと母さんが居ないし、その…」

「ああ…そうだったのか(くっ…、可愛い奴め)。オレは別に構わないが」

「ホント!?ありがとう兄さん!」


***

「じゃあ電気消すぞ」

「うん」

──カチッ

「ねぇ兄さん」

「ん?」

「明日は手裏剣術の修業見てよ」

「……すまない、明日は任務が入ってるんだ」

「ちぇっ、兄さんはいっつもそうだ」

「…」

「そりゃ…、忙しいのはわかるよ。でもたまには付き合ってくれたっていいだろ…」

「出来るなら…オレもそうしてやりたいさ。でも、暗部はいつ召集がかかるかわからない…。安易に約束をして、期待を持たせるのは酷だろう?」

「わかったよ…明日は諦める」

「許せサスケ、また今度だ」

「う、ん…」

「そろそろ寝た方がいいな。ゆっくり休め」

「ふぁ…はぁ、おやすみ…兄さん…」

「ああ、おやすみ」






--------------
1123(いい兄さんの日)に間に合いませんでした←
まあ突発だし仕方ないよね。兄さんと一緒に寝る仔サスケ…。微笑ましいわー。しかし、怖い夢見て眠れなくなるんでしょうか彼は。

お粗末さまでした!

12.2.19 再録



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