陽「さっきさァ」
ハ「は?」
陽「みのりとケーキの話になったんだよ」
ハ「…へー」
陽「そしたらちょうどなんか作りたいと思ってたから明日作って持ってきてあげるよって言われちゃってさ…」
ハ「良かったじゃん」
陽「えっお前マジで?」
ハ「は?」
陽「みのりちゃんとかさァ見るからに料理下手じゃん!どんなダークマター渡されるか今から不安なんだけど」
ハ「みのりはああ見えて料理超得意だぞ」
陽「冗談でしょ!?」
ハ「マジマジ」
陽「・・・・うっそだああ」
ハ「はるかが仕上げお願いするレベル」
陽「ちょっと楽しみになってきたわ」
ハ「まあオレが全部食うけど」
陽「ここまで期待させておいて!?」

はるみのは意外と家庭的。まあ両方片親(?)だしね。
はるかは掃除と家計のやりくりが得意でみのりは料理と片付けが得意。洗濯は基本的に男どもの仕事になってる。
基本的にはるかはオールマイティですけどね


剛「あれっハルキか」
ハ「おーカイチョー久しぶりだな」
剛「おまえに会長って呼ばれても違和感しか残らないな…」
ハ「じゃあジャイアンとでも呼んでやろうか?」
剛「そのネタはもういいだろジャイアン悪い奴じゃないんだぞ」
ハ「最近はるかどうよ」
剛「正直はるかが抜けたら成り立たないレベルまで来てるな」
ハ「だろーなーオレの妹だもんなー」
剛「あとミノルが抜けても困るな」
ハ「抜けるも何も役員じゃなくね!?」
剛「みんな仕事しないわけじゃないんだけどな、ハルトも本当に忙しくなったら動くし、会議とか人との仕事はあいつに任せておけば安心なんだ」
ハ「じゃあなんでそんな余裕ねえんだよ」
剛「いざとなったら回るだけで普段は力発動しないから(笑)」
ハ「(笑)じゃねえよカイチョーしっかり!」
剛「ハハ…ハ…」
ハ「カイチョーっ!!!」

会長は胃腸薬常備


剛「誰かこれコピー行ってきてくれる?至急」
陽「会長がコピーがないと死ぬらしい!誰か!」
佐「でもいまはるか先輩もミノルさんもいないんで無理ッスね」
陽「そうだな。会長ー無理です」
剛「何で!?若干2名行ける人いるだろ!」
陽「…?」キョロキョロ
剛「お前らだよォォォォ!!!!」
佐「会長そんな興奮したらまた胃に穴あくッスよ」
陽「ホラホラ、落ち着いてシッダン」
佐「薬これ?」
剛「あっ、うん…ありがとう」
「「「…………」」」
剛「だからコピィィィィ!!!」
佐「ったくミノルさんはどこをちんたら…!」
剛「だからっ…いや何かもういいや…」

実「おはようございまーす。あら、今日はあんまり人がいませんのね」
剛「ああ、おはよう実野。早々に悪いんだがこの書類をコピーして来てくれないか?」
「「最低!!!」」
実「あら私は構いませんのよ」
陽「あのね、リセちゃん。これは君が構わないか否かの問題ではなくて雑用、いってしまえば女の子をパシらせたってのが問題なんだよ」
佐「会長ともあろう者が…見損なった。割と本気で」
剛「俺のせいかコレは!!!??」

剛「大体君たちがさっきからそのっ…なんか…それ………それ何してるの?」
佐「DSッスよ。まさか会長知らないんですか?」
陽「マジで?俺が小学生のころには出てたよ?」
剛「ボタン小さくない?何で画面2個あるの?」
陽「ホラこれ、タッチパネル」
剛「うわあホントだ!すごいな最近のゲーム機は!」
佐「そんでこうやったら通信できるんです」
タッタラー♪
剛「おいちょっとカウントダウン始まったぞ」
佐「2秒の後半からエンジン入れ始めたらスタートダッシュ出来るけど」
剛「えっエンジン?」
陽「そこそこ、そう、そのボタン」
剛「なんだこれは!」
佐「マリカーッスね」
剛「それでいつ画面にはタッチ出来るんだ?」
陽「マリカーでは使わないね」
剛「何だそれ!!!」バシーン
陽「オレのDSがっ!」
実(今は3Dのもあるのにどうして普通のを使ってらっしゃるのかしら…?そういえば贈り物で届いていましたわね…また持って来ようかしら…)

もらったけど使い道なくて困る会長から流れてきてハルキ歓喜フラグ


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