「はるか何聞いてるの?」
「irony」
「何それ?」
「ハルトが教えてくれたアニソンなんだけどね、歌詞が可愛いのよ」
「聞かして」
「はい」
「……そうかなあー?普通じゃない?」
「そう思うでしょ?でもハルキとみのりのこと思いながら聞くとね」
「「………」」
「……かわいー」
「でしょ?」

そんなーやさーしーくーしないでーどんなーかおーすーれーばいいのー
ironyがハルみの過ぎて困る



は「ミノルー…」
ミ「ん?」
は「どうしよう…」
ミ「えっどしたの」
は「そんなつもりは無かったの…」
ミ「何なに言ってみ」
は「ハルキのね…」
ミ「うん」
は「ゲーム壊しちゃった…」
ミ「…………」
は「……うぅ〜…」
ミ「うわっ泣かない泣かない!ハルキは知ってるの?それ」
は「朝ハルキが起きてから言おうと思って机の上に置いて待ってたら寝坊したってそれ掴んで家出ちゃったの…」
ミ「そっか…」
は「どうしよう…ゲームの機械って高いのかなあ…」
ミ「(ゲームの機械って…)…えっとー…DS?とか?」
は「ううんもっと細長いやつ…」
ミ「(PSP−−−−−!!!)」
は「ミノル…どうしよう…」
ミ「と、とりあえず謝りな。ハルキだったら許してくれるよ」
は「うん…」

は「…いる?」
ミ「いるいる。みのりとなんかやってる」
は「ミノル…」
ミ「俺もついたったげるから」
は「うん…」

は「ハル「あっやばいハルキ壊した」!?」
ハ「はあああああみのりいいいい!!!」
は「ハ「いや壊れてない大丈夫。一瞬画面真っ暗になったけど、ホラ耳を近づければ…音がする」
ハ「ああ画面暗転してるだけなら電源入れなおして…」
み「カリカリ音がしてる」
ハ「壊れてんじゃねーか!!!みのりいいいいい!!!!!」

は「ミノルどうしようハルキ超怒ってるよ!やっぱり許してくれないよ!」
ミ「大丈夫みのりとはるかじゃ違うから!ねっ!」

み「まあまあハルキ落ち着きなよ…あっはるかちゃん!…とミノル」
ミ「おまけかよ俺は」
ハ「あっはるか!どうした?」
は「あ、あのねハルキ話があるんだけど…」
ハ(えっ告白フラグ?)
ミ「今告白フラグとか思ってたら殺すからな」
ハ「冗談だよミノルクン」
は「あのね、ハルキのゲーム壊したの私なの…」
ハ「えっそうなん?」
は「みのりもごめんね」
み「みのりはいいけど…はるかちゃんゲームするの?」
は「昨日掃除してるとき間違って掃除機で吸って1メートルぐらい吹っ飛ばしちゃったの…」
ミ(どういう状況?)
ハ「そ、そっかはるかが…アハ…アハハ…」
み(困ってる困ってる…)
ミ(はるかとゲームの間で揺れる心…)
ハ「PSピ…いやはるか!!!大丈夫ゲームはまた買えるから!」がばっ
は「!うわあぁーーんハルキーごめんなさあああい」
み「なーかしたーなーかしたー」
ハ「違…っはるかを泣かした元凶は冷蔵庫だ!」
ミ「何だソレ…とりあえず良かったねはるか」
は「ウン…ミノルありがとう」

オチはない。ミノルに頼るはるかが描きたかっただけ


(休み時間:教室)
ミ「そういえばさあ」
は「うん」
ミ「こないだ知らないクラスの子にこの間中央委員会でいなかったけどどうしたのって聞かれた」

※中央委員会…生徒会役員、学級委員長(男女クラス1名ずつ)、各委員長、部長、同好会長、寮長、数人の責任者である教師が集まって学校の方針についての話し合いや報告をする場

は「え?でもミノル何にも入ってないでしょ?」
ミ「なんか生徒会室に入り浸ってるから役員だと思われたらしくって」
は「成程」
ミ「それでその子に俺役員じゃないんだよーって言ったらじゃあ何でいっつも生徒会室にいるの?って聞かれたから」
は「うん」
ミ「はるかがいるからって言ったら何故か殴られた」
は「それでそのほっぺなワケね」
ミ「うん」
は(ヘコんでる…)
ミ(何がいけなかったんだろう…(´・ω・`)シュン)

ミノルは天然たらし



夜「結局さあー」
ミ「嫌だ」
夜「まだ何も言ってないじゃん!」
ミ「何か嫌な予感しかしない」
夜「なんでミノルっちてばおれにだけ冷たいのー!?」
ミ「余計なことしないからだろ!…今回もどうせはるかのことでしょ」
夜「うわバレた」
ミ「やっぱりな!」
夜「いやでもマジでさ!ミノルっちははるるんのことどう思ってんの?まさかただの幼馴染ってことは無いデショ」
ミ「はるかは…何だろ、妹みたいな感じだよ」
夜「えっマジ?じゃあおれ頑張っちゃってもいい?」
ミ「いいわけ無いだろ」
夜「はいはい。もうさあー素直になっちゃえばいいのいさあー。何そんな怖がってんの?ミノルっちらしくない」
ミ「夜中」
夜「ん?」
ミ「うるせえ」
夜(マジこえええええええ)

実はミノル→←はるかって感じで、はるかは何だかんだ結構わかりやすく頑張ってるけどミノルははるかにはもっとお似合いな人がいると言うか恐れ多いとか思っててなんか大田会長とくっつけようとしてみたり意味不明なことしてハルキとかみのりに怒られたりしてよっしゃもう自分にウソはつかないぜ!って立ち上がったころには過去の自分のせいで混乱状態のはるかちゃんに距離置かれたりしてなかなか上手くいかないみたいになればいいと思う。コレが少女漫画だったら確実にイケメンチャラ男のライバル現れるよね



は「ハルキって何であんなにバカなんだろう」
ミ「二人ともバカなんだよ」
は「まあそうだけど…あんなに仲いいんだから早く付き合っちゃえばいいのに」
陽「んーそれは困るかな」
「「!!?」」

はるかはハルトも好きだからハルみの応援したくてもあんまり明らかにはできないしどうしようって感じだけどミノルは結構ハッキリとハルトに諦めろって言いそう。でも何だかんだで生徒会室とかで仲良くやってんのはこの二人だったりするからお互いマジで兄弟みたいに仲いいんだろうなあ。


ミ「今日放課後生徒会?」
は「ううん今日は朝あったからナシ」
ミ「じゃあ今日はるかん家行ってもいい?」
は「いいけどハルキみのりの家行くって言ってたよ?」
ミ「じゃあ二人いない間に晩御飯作っちゃっとく?」
は「あぁそうしよー。その方が落ち着いて作れるもんね」
ミ「仕上げだけみのりに任せて片付けはハルキね」
は「じゃあ帰りにスーパー寄っていこっか。何食べたい?」
ミ「今日は肉がいいなあ」
は「久しぶりにハンバーグでもしよっか」
ミ「ハンバーグだったらピーマンの肉詰めにしようよ」
は「じゃあそれと、コーンスープかなんかちゃちゃっとあっためて、」
ミ「冷蔵庫に野菜ある?」
は「レタスとキャベツとー…人参だけ無かったかな」
ミ「人参はたぶん俺ん家にあったな」
は「じゃあお肉だけだね買うの」
ミ「行こっか」
は「うん」

んでこの後さりげなくミノルがはるかの荷物持って日によってははるかがミノルの手繋いだりします(※付き合ってません)この二人は何かあるたびに同棲を匂わす発言をする




あっやべえ何も考えずにミノルもハルキも標準語で書いてたわ!!!!!
びっくり!!!!!!

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -