君の態度はよく変わる

人によって

状況によって

場所によって

時間によって

バスケをやってる時の君も

仕事してる時の君も


僕と一緒にいる時の君も

見てて飽きることはないと思う。



『黄瀬くん』

『何スか?黒子っち?』

ちょっと名前を呼ぶだけで、キラキラとした笑顔を僕に向けてくる

『暑いんで、離れてもらっていいですか?』

『それは無理っスよ?』

今度は少しイタズラに笑う
さっきからこの人は僕を抱えたまま離そうとしない

『だってせっかくオレん家に遊びにきてくれたのにずーっと読書ばっかじゃないっスか。こうでもしてなきゃ、寂しいっス』

そして今度は甘えるような態度

よく青峰くんが「犬みたいだな」と言うが、まさにそんな感じがする。


『じゃあ、何したいんですか?』

『そうっスね…キスしたり?』

って冗談っスよ、ってはぐらかして、

たまには乗ってあげても良いと思ったのと
どんな表情するか面白そうだったから

『いいですよ』

って言ってみたら『え??冗談っスよね?』

って、スゴい動揺してて面白い。


『嫌なんですか?』

って訊ねると


『嬉しすぎて心臓壊れそうっスよ…』

って、ふにゃふにゃな顔で照れてる君に

『じゃあ、してください』

って甘えてみたら、スゴい長いキスされた

『…、そんな…に、ん』

全然息できないけど、苦しいけど

僕だけに見せる君の態度もその表情も

『(大好きです、黄瀬くん)』




-----

ぐおおお、甘いいい…でも和むこの2人。
なんか、裏まで書けそうな気がした。(やっぱ無理だけど)
「黒子っちいいい」とか言ってる黄瀬くんは可愛いけど、バスケの時の黄瀬くんは真面目にクソイケメンですよね。ギャップすげーって思う。

attitudeは「態度」って意味です。

2012*8*16














人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -