PKMN | ナノ

Wataru,Daigo,Dande


Stay hungry. Stay foolish.
by Steve Jobs


Main | Wataru Daigo
Sub | Dande




ワタル | ドラゴン軍団

「あのねワタルさん、普通に生活している人が触れ合った事のあるポケモンっていうのは自分より小さい子が殆どで。自分より大きいというとサファリゾーンとかポケモンパークとか距離をもって触れ合うのが普通で、ましてやドラゴンタイプなんて」
「…」
「待って待って待って、何も言わずにひっぱってかないで。大きい大きい大きい…!」
「噛まないぞ」
「おおきいぽけもんも、どらごんたいぷも、ふれあうことがないんだって!」
「パウワ〜」
「ぐるるる」
「ヒッ デカイ」
「後ろに下がるな、意味ないだろ」
「後ろで逃げられないようにガードしている人がなにを ヤメテ カガナイデ」
「どうだカイリュー、気に入ったか」
「パウ!」
「はあはあはあ」 ブルブルブル
「なんでそんなに怯えるんだ、いつも俺の相手をしているだろう」
「ワタルさんはいつからドラゴンタイプのポケモンになったんですか???」


ダイゴ | 孤独で気高い鋼

「触ったら手のあとがついてしまいそうで」 ピカピカの鋼ポケモンたち
「後でケアするから気にしなくていいよ」
「そ、そこまでしてもらうのに触る意味とは」
「彼らがそうしてほしそうだから」
「クッ 反論余地なし」
「グゴゴゴ」
「クルル」
「わっ」
「痺れを切らしたみたいね、君がモダモダしているから」
「あ、つめ た ありがとうありがとう、ちょっとまってそれ以上押されると アー!」
「…」 むずっ
「え、なにこれ絡みついて あ、ユレイドル まってほんとわたしこういうの慣れてなくて」
「…」 むずむず
「わ、わかった一匹ずつ!一匹ずつ! 倒れちゃう!」
「…」
「ギャー―!なんでダイゴさんまでくるの!?」
「ボクだけ仲間外れみたいで寂しいじゃない」


ダンデ | チャンピオンチーム

___ほんとうにうちのトレーナーが毎回ご迷惑をおかけして申し訳ない
「…」
___しかし、彼に悪気はないのです。すこし他の人間より愛情表現がオーバーなだけで、あなたをとても大事に思っています。
「…」
___大変な時もあるでしょうが、そこはわたくしたちもフォローしていきます。
___然り然り。
___ほら、ギルガルドも申しております。つきましては、まずはこの彼が壊したお皿ですが、わたしたちで片付けておきます。
「…」
___雨の中まっすぐに来たのも、あなたに会いたいがためなのです。悪気はないんです、本当に悪気だけはないのです。ちょっと昔からエネルギーが有り余っているだけで。
「…」

「シャワー出たぜ! ミシャ、なにをしてるんだ?」
「…あ、なんかリザードンくんが一生懸命話してくれるから聞いてたの」
「がうがう」
「なんかダンデくんが割ったお皿もってずっと頭を下げたり上げたりしてるんだけど、別に気にしてないからいいよ」
「良かったなリザードン!」
「あと、あなたが汚した跡をギルガルドくんたちが吹いてくれたよ、ありがとうねえ」
「さすが俺のポケモンたちだな!」
「トレーナーがダメだとポケモンたちがしっかりするって本当なのね」
「ミシャ???」


ダイゴ | 減量

「…」
「どうしたのダイゴさん、難しい顔して」
「…太ったみたい、」
「え!? そんな感じは受けないけれど…」 腹筋ちらり
「いや、たぶん筋肉… この前、石の洞窟に一週間いたのが悪かったのかな」
「ああ…過酷なサバイバルで筋肉が…」
「早いうちに減量しないと」
「筋肉ならいいと思うけれど、ダメなの?」
「前の体重がベストなんだよ、これ以上重くなるとエアームドに負担がかかりすぎる」
「なるほど」
「元々エアームドは飛行騎乗向きじゃないのに、文句ひとつ言わずに鋼のツバサでボクをどこまでも連れて行ってくれる。彼の好意に報いないと」
「…そうね、じゃあダイゴさんの今日の夕飯はツナ缶ひとつで」
「ミシャ、ボクを餓死させようとしている?」


ワタル | 買い物

(そういえば、ワタルさんこの前ポケモンのケア中にスウェット破いちゃったって言ってたっけ。割と良く破けるし、予備も含めていくつか買っておこうかな…)

物色中

(うーん… Lサイズ、2L…? いつもマントで解らないけど、結構胸囲あったような… 小さいと着られないから、いっそ3L買う? うーん…いま、電話出られるかな)

prr prr prr…

___「どうした」
「あ、ごめんなさい。いまお話できる?」
___「ああ、オフィスで休憩中だ」
「良かった。あのね、この前破いちゃったスウェットの代わり買って行こうとおもうのだけど」
___「助かる」
「うん。でもあのね、サイズ分からなくて」
___「ああ、なるど。一番大きなサイズはいくつだ」
「えっと…3L」
___「ならLLだな」
「わかった、 あ、サンダルもね。ワタルさんに似合いそうなのあったの、買っていい?」
___「サンダルなんて履くかわからないぞ」
「まあまあ」
___「…確か、29か30…だったと思うが」
「あ、28p以上は通販限定…」
___「ちょうどいい、諦めろ」
「通販でポチポチしてきます、サイズありがとうね じゃあばいばい」
___「おいミシャ  ブチッ




「…ミシャ、本当に俺がこれを履くと思ったのか?」
「かわいいでしょう、カイリューがたくさんプリントされていて」
「…」 
(難しい顔してる)

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