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Kaidou, StrawHat, Rronoa.Zoro, Trafalgar.Low





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Kaidou | 犬もくわぬに

「…」
「グルルルルル」 闘犬斯くやに威嚇する電伝虫
「…」 そっと手を近づけるカイドウさん
「ギャン ガウガウ!」 近づこうものから噛みつく構え

「な、何かあったですか 兄御」
「ありゃあ、姐さんの電伝虫だぜ まあ見ての通りカイドウさんはめちゃくちゃ嫌われてるのよ」
「電伝虫が、敵を前にした狼みたいな顔で唸ってやがる…」
「姐さんは電伝虫の調教が得意で百獣海賊団(うち)の電伝虫はみぃ〜〜んな姐さんの言う事には良くきくんだ ちなみに俺は打率六割ってとこだな、ムカつくぜ虫野郎〜〜〜 ぶっころすと姐さんが怒るからこっちが手ぇ出せねぇことを解ってるんだ チクショウがっ!」
「…それがどうして、カイドウさんがあれほど嫌われるように?」
「ああ、そりゃアレよ! 前に電伝虫との何周年記念だとか言って、姐さんが葉物や草やらでケーキ擬きを作ったことがあったんだが」
(草ケーキ) ムズッ
「それをよぉカイドウさんが食っちまったんだ。それから姐さんの躾けた電伝虫どもは、みんなカイドウさんを目の敵にして絶対に姐さんに電話させねぇのよ」 
「電伝虫のメシ奪うって… なにしてんだ、あの人…」


Tips !
某バラエティ番組の問題ならぬキレる電伝虫問題






StrawHat | Taste of home

「リンゴ焼いたの作れ」
「開口一番になんですか」
「あれだ、リンゴ入れてなんかパリパリした生地で焼いたやつあンだろ」
「アップルパイですよね、それは分かります。そうじゃなくて、他に言うことが」
「食いてぇ」
「いや用途を聞いているわけじゃ… はぁ、もういいです。わかりました、その代わり今度の食材の買い出し手伝ってくださいね」
「おう」

(アップルパイのレシピどういう感じだって、えーっと…) ショリショリ
「…」 大人しくカウンターに座り、じっとオルガの手元を見て待っている大型犬
「あら、なにお菓子作ってるの。じゃあ、わたしはシナモンロールお願い」
「ナミさんが食事をご所望と聞いて!!!!」 バーーーンッ
「ああサンジくんはいいわ、今日はオルガのが食べたい気分なの」
「いやいや、サンジくんに頼もうよ 彼が作った方が絶対美味しいから、アップルパイもついでに」
「やあよ、オルガのが食べたい」
「ハァ? 俺が食いてぇつってんだから作れよ」
「誰がマリモのリクエストなんぞ聞くか」
「仲良くしてぇ…」
「なんでかしら、サンジくんが作った方が美味しいっていうのは分かってるんだけど、不思議とたまに食べたくなるのよね。オルガが作ったべちゃべちゃのシナモロール」
「ちょっと焦げたやつな」
「そうそう」
「人に作らせておいて酷評するの止めよう。うう、サンジくんとなりで教えて… 美味しいアップルパイとシナモンロールの作り方教えて…」
「できればオレもそのお願いを聞いてやりたいところなんだが…、君に料理を教えるのナミさんに禁止されてるんだ… すまない…!」
「四方八方っ 見方がいないっ」 ギリッ
「おい、リンゴ焦げるぞ」
「やーーーーっ!」


Tips !
サニー号の長男(ゾロ)長女(ナミ)が無意識に甘えている彼女と、特別美味しいわけではないけど自分も彼女の手料理の味が好きだから料理を教えてくれない次男不良(サンジ)






Rronoa.Zoro | Delicacy

買い出し中に足を挫いてしまった

「ン」 差し出される背中
「ん?」
「さっさとおぶされ」
「え イヤです」
「一人じゃ満足に歩くこともできねぇやつが文句つけんな」
「歩けるもん」 すくりと立ってとろとろ歩く
「――」 意固地になっているオルガに苛つき、トロ臭く歩く彼女を無理やり抱き上げようとする
「っえ、えっち!」
「あ゛ぁ!?」
「ゾロくんのえっち、勝手におしり触らないでっ!」
「テメェ、ヒトが優しくしてやってりゃあ図に乗りやがって…っ!」 ビキビキ
「ひ、 触らないでください いや 重いから、いやいや」 逃げようとする女
「るっせぇ、ハナからテメェに選択肢なんてねぇんだよ黙って大人しくしてろ!」 無理やり抱き上げようとする男

どったんばったん

「…で、そうなったのか」 ウソップさん

「…」 ひっぱたかれたのか赤くした頬で不機嫌そうにしているゾロ
「…」 ゾロが持つ三代鬼徹の鞘に座り、買い物袋をクッション代わりにゾロとの間に挟んで抱っこされているオルガ

「…いやでも、引っぱたくのはダメだろ」
「うう…、だってぇ」
「とりあえずチョッパー呼んできてやるから、ちゃんとゾロに謝るんだぞ」 すたこら

「…」
「…」
「…」
「…あの、ゾロくん」
「……ンだよ」
「……ほっぺたぶって、ごめんなさい」
「…気にしてねぇ」
「いたくない?」
「痛くねぇ」
「…ぐすん、わたしナミちゃんたちみたいに軽くないの。重くても、他の人に言わないでね」
「…はぁ、くだらねぇ ぐっ」
「言葉を選んで!」 石頭頭突き





Kaidou | 散歩日和

「おおオルガ! ちょっくら監獄船まで暇をつぶしに行こうと思ってんだが」
(ちょっくら…、監獄船に…?)
「一緒にこい!」
「いやです」
「食い物がたらふくあるぞ!」
「いきません、まだ海軍に捕まる予定はないです」
「この俺が誘ってやってんだぞ!!」 ブチ切れ
「いってらっしゃい」 笑顔
「うぉろろろ なんでだよぉ一緒に行きたいっていえよぉ 俺がいないと寂しいって嘘でも言ってくれよ うぉろろろ」 滝涙
(うざい…) 大きな手に捕まれて涙でびしょぬれ

その後無事、優秀な右腕くんにより助けてもらいました





Trafalgar.Low |

「キャプテンさん、」 そろり
「どうした」
「あの、キャプテンさんのダルメシアンの足跡がいっぱいついてるズボンなのですが」
(ダル…? は?)
「すみません、洗濯したら縮んでこんなに小さく…!」 小学生サイズ
「弁償しろ」

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